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ブログ|就労移行支援事業所 JOTサポート神戸

2019.04.04

初めまして~JOTに決めたワケ~

ウササン

初めまして、メンバー4期生のウササンです。

私は昔からいわゆる神経質・内向的な人間で、生まれてから生きづらさ・モヤモヤを感じていましたが、明確な鬱の症状を自覚してからは10年になります。診断名は「気分変調症(慢性の鬱状態)」「全般性不安障害」です。ずっと気分の重さの正体が分からず、大学で鬱の症状が学業に支障を及ぼし始めたとき、初めて鬱を「自分の本来の能力を邪魔するもの=ハンディキャップ」と認識するようになりました。

症状としては入眠困難や身の回りのことをするのが億劫になったり(今もご飯を食べたり手で箸を持つこと自体を面倒くさいと感じたりします)、元々冗談が好きなのに、頭の回転が遅く気分が沈んでいるせいで喋るのも嫌になり、望んでいるわけではないのに無表情になったりしていて、自分の能力を買ってくれている大学の同期にも申し訳ないという思いがずっとありました。また集中力、作業の能率も下がっていたように思います。何より、否定的な思考に囚われて時間を浪費している状態はつらくて耐えがたいことです。「このまま生き続けても困難が続くだけだし、ずっとこの重い気分を背負わないといけない。生きている限り楽になることはない」と思い続けていました。

障害の判定を重荷と感じる方も当然いらっしゃると思いますが、鬱を障害と認識してからは「これまで感じてきたモヤモヤや落ち込みは病気であって、私の性格や人格とは別に存在するんだ。本来の自分を鬱が乗っ取って操っているだけなんだ」と、切り離して考えるようになりました。

大学卒業後は(鬱の影響で意欲が出ないせいもあって)就活を避けていましたが、「そもそも私の今の状態では就職活動ができないか、就職できても鬱が悪化してすぐ辞めてしまうのでは?」と思っていました。「鬱 就活」で調べても、就活に伴う鬱状態や、「鬱で仕事を辞めた」というケースがほとんどで、「青年期から鬱を発症している人が就活する方法」は全く出てきませんでした。そのため「もともと鬱だった人間は社会から必要とされていないんじゃないか」と考えてしまい、ふさぎ込みました。

しかし、鬱病は「障害」の一つであることを思い出し、「障害者 就職」で検索すると、就労移行支援サービスという方法が出てきました。ハローワークの方や障害者就労推進センター(しごとサポート)の方に相談し、通える距離にある就労移行支援に片っ端から相談・見学を申し込みました。比較検討した結果、立地や日当たり、空間のデザインやアロマの香り漂う中の明るい雰囲気で「ここなら毎日通えるかもしれない」と思ったのと、メディカルヨガやアロマ(私に効くかは分かりませんでしたが)、ACTなど、就職後の定着のためのストレス耐性に特化したプログラムによってJOTに決めました

決めた当時は「既卒枠でいるうちに早く就職しないと」という焦りがありましたが、何度目かの相談時にスタッフの方が「今まで背負ってきた重荷や期待を全部下ろして、急がば回れという感じで(就労に向けて)ゆっくり行きましょう」と仰っていたのを聞いて、「付け焼き刃のビジネスマナーや面接対策をしても、鬱を放置したままだと安定した就労はできない。まずはここで時間を取って自分と向き合い、回復を目指そう」と決意しました

入所を決めた直後は「もう一人で闘わなくてもいいんだ」と解放的な気持ちになりました。疾病からの回復と就労後の定着をサポートしてくださるスタッフさん、それぞれ全く異なる背景と障害を抱えながらも就労を目指すメンバーの方々という仲間ができたことは心強く思えました。

現在は体力的にも精神的にも週5日家を出て通うのがやっとで、何かを遂行する意欲はなかなか湧いてきませんが、親切なメンバーの皆さんとやり取りをしながら障害に関する本を読んだり、やりたかった絵の勉強をしたりしています。このまま完全にとはいかなくても、長い間鬱の陰に隠れていた「本当の自分」を取り戻すことができればと思います

(20代)

神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です☆
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