Ｑ　JOT入所前の生活状況は？心の状態は？
Ａ　抜け殻というか・・・・魂が抜け出ていた(笑)
自分のことをよくわかっていなかった。
体調面も、ハローワークの職業訓練を受けた後に崩してしまって、良くありませんでした。


Ｑ　JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は？
Ａ　えーっ・・・一番を決めるのは難しい！
うーん・・・・・・（ゆっくり考えた上で）やっぱり新聞部でリーダーを務めたことでしょうか。
生まれて初めてのリーダー業務でしたし、その中で沢山の自己理解が進みました。
「フワッとまとめる力」に長けていると褒めていただいて、自分にそんな力があるんだなと初めて知りました。
これは自分にとっての転換期になりました。


Ｑ　あなたにとってJOTはどんな存在でしたか？
Ａ　『巣』です！
JOTが親鳥で・・・・私は子鳥です。
就活は社会に飛び立つ練習だった。
羽がもげそうでしたが(笑)


Ｑ　JOTのプログラムの中であなたにとって
　　一番役に立ったものは？
Ａ　全部役に立ちましたけど・・・特にと言うと「ACT（ｱｻｰﾃｨﾌﾞ・ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ・ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ）」「グループワーク」「ドラマセラピー」の３つです。
【ACT】は　「相手もOK、自分もOK」という関係をつくることを目指すもので・・・
これまで私は「相手はOK、自分は我慢」だったのでストレスが大きかったのだと気づきました。
けれど自己主張しながらも相手を大切にできる、そういう考え方を学べて、実践できたことが良かったです。
人とのかかわり方が「変わったなぁ」と実感しています。
ACTを学ぶ前の私は“認知の歪みのデパート”でした。

【グループワーク】については・・・
正解のない答えを探して、どうコミュニケーションを取って結論にたどり着くか？というのが私には難しかったです。
「曖昧な基準が苦手」「テーマの細部まで（詳細を）知りたくなる」という自身の課題に気づけて、楽しかったけれど、とてもハードでもありました。

【ドラマセラピー】は・・・実はずっと最も苦手なプログラムでした。私は自己表現することが苦手ですし、【ドラマセラピー】の目的をよく理解できておらず辛かったのだと思います。でも【ドラマセラピー】の目的は、自分の気持ちや感情を（自分なりの表現で）吐き出して・・・・それによってカタルシスを得る（スッキリする）ことだと気づいて。苦手意識を乗り越えて“場面に加わる”に参加できたときは「ヨッシャー！」となりました。

それから、これはプログラムではないですが【JOTミーティング】も印象深いです。
全メンバー全スタッフで、今のJOTに関する想いや意識を共有できたこと、雑談の大切さなどを再認識できたこと・・・・・あれは、とても貴重な時間でした。