2023年5月卒業 20代・女性

ITソリューション/事務職

1
不安を薄めてくれたJOTでの積み重ね
Q まずは現在の心境を
A 3年間あっという間でした。
  働くことに対してはそんなに不安はないです。6月から頑張ろうと思っています。
  (※先ほど卒業プレゼンを終えたばかり) 私からのメッセージが皆さんに届いて「JOTで色々挑戦してみよう!何でもやってみよう!」と思って下さったら嬉しいです。


Q 内定までの経緯は? 実習は何回行きましたか?
A 企業実習は大手建設会社さんの事務補助実習を2回行かせていただきました。
  今回内定をいただくまでの経緯は、まず書類選考、次に適性検査+PCスキルテスト(タイピングとExcel)+面接、それに通過した後、最終的に3日間の採用前実習を受けて採用が決定しました。


Q 社会復帰に向けた不安はありましたか
A 以前はありましたが今はないです。 あ・・・ないというか、薄くなった、そんなに深刻に考えなくても大丈夫と思えるようになりました。JOTでのこれまでの積み重ねがあるから大丈夫だろうと。


Q 今回の就職はあなたにとって何点でしたか?
A 50点。これから続けていくことが一番大事なので半分の50点はこれから、と思っています。
  就活自体は90点くらい。
2
不安と共存でき、自分らしく居られた場所
Q JOT入所前の生活状況は?心の状態は?
A 暗黒期を経て徐々に外に出られるようになり、リハビリをかねてアルバイトを始めました。
アルバイトは始めたものの精神は不安定でした。視線恐怖が強かったため一人で黙々とできる(食品工場での)仕事を選びました。


Q JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は?
A 入所して間もない頃、ハーブ園への外出プログラムがあったんですが、たまたま私が「強風につきロープウェイは本日運休」という情報を見つけました。何気なくハーブ園のHPをのぞいたことが、思わぬ形でファインプレーになったのが印象深いです。
  ※スタッフ談:このファインプレーのおかげで事前に外出先を変更することができ事業所は大いに助けられました!
  それとこれも外出プログラムですが・・・
  やはり「遭難」は忘れ難いです(笑) 面白かったです。歩き過ぎてだんだん足が上がらなくなってマチマチさんと一緒に笑ってた。そんな状態だったけれど誰もネガティブなことを言わなかったのが良かった。
  外出プログラム以外の日常的なことで言えば、「不安をコントロールできるようになったこと」
  不安と共存していけるようになったこと。
  これはJOTでないと出来なかったことだと思っています。


Q あなたにとってJOTはどんな存在でしたか?
A 「閉じ込められていた自分を見つけてあげられた場所」です。
  それから「居場所」でもありました。
  当時は家族の中でも素を出せずにいました。
  自分らしく居られたのは「おじいちゃん」と「優ちゃん(愛犬)」の前だけだったので・・・


Q JOTのプログラムの中であなたにとって一番役に立ったものは?
A どれも役に立ちました。
  身体的には「ヨガ」、不安障害には「ドラマセラピー」、純粋に楽しかったのは「スーツデイ」です。スーツデイは(面接練習などの受け答えが)どんどん上達していくことが楽しかった!
3
何でも挑戦してやってみてほしい
Q これからどんな風に働いていきたいですか?
A 不安と共存しながら働いていきたいです。
  勤務時間で言えば最初の1年間は30時間で働いて、その後は少しずつ延ばしていきたいと


Q 今後の人生の夢は?
A 就労後については、【1期生の皆さんのようになること】。 就職後も自己理解の取り組みをライフワークとして、研鑽していきたいです。
  プライベートでは趣味の「写真」にお金をかけたいです。フィルムを買ったり、現像に出したりしたいです。


Q 最後に・・・・JOTでこれから就職を目指す皆さんにメッセージを!
A 卒業プレゼンでお伝えしたとおり・・・
  JOTにいる間に、何でも挑戦してやってみてほしいです。
  私が担っていたブログ部、園芸部を継いで頂けたら嬉しいです。
  【人生は何事をも為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い】
  これは私の好きな言葉で・・・『山月記』で有名な中島敦の言葉です。
  まさに・・・JOTでの私の3年間は【あっという間】でした。
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