就労移行支援の仕組と利用料金
●就労移行支援事業所とは?
障害者総合支援法における、就労系障害福祉サービスの一つである「就労移行支援」事業を提供している事業所です。一般就労等への移行に向けて、事業所内や企業における作業や実習、適性に合った職場探し、就労後の職場定着のための支援を行います。
また、ご本人と個別支援計画を作成し、それに基づいた訓練を行っていきます。必要に応じて、医療機関、ハローワーク、障害者職業センターなどの機関と連携しながら就労までサポートします。
●利用期間について
24ヶ月(2年)
就労移行支援をご利用できる期間は、法律で原則24ヶ月(2年)と定められています。
※ただし、必要性が認められれば、最大12カ月の更新が可能です。
●利用料(利用者負担額)について
現在、9割以上の方が自己負担なく
(月額利用料0円)
ご利用頂いております。
利用料(利用者負担額)は、収入に応じた応能負担として決定されます。負担額上限はサービス提供費用の1割。
また、利用者本人の収入状況に応じて軽減措置が設けられています。
●世帯収入ごとの利用者負担額
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯 | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
●所得を判断する際の世帯の範囲
種別 | 世帯の範囲 |
---|---|
障害者(18歳以上) | 障害のある方とその配偶者 |
障害児(18歳未満) | 保護者の属する住民基本台帳での世帯 |
※利用者負担額についてご質問のある方は、管轄の行政窓口の方にお問い合わせください。 (収入などの個人情報が関与するため、事業所の方ではお答えできませんのでご了承ください)