いつもお世話になっております。スタッフの梅村です。

JOTでは、人前で話す訓練の一環として定期的に訓練生が全体に向けたプレゼンテーションを行うプログラム（インフォメーション）があります。プレゼンテーションの主な内容としては、職場実習に行かれた方からの「実習報告」や障がい・疾病を理解していただく「障がい理解・疾病理解」があります。

8月初旬に行われたプログラムで女性の訓練生が「障がい理解・疾病理解」として「月経前にまつわる疾患・障害」についてのプレゼンテーションをしてくださいました。

「月経」は、公の場で話すことは、タブー視される傾向にあり、月経前の不調は社会の中で理解されづらい現状があると言えます。しかし、今後働いていく上では、職場にそのように悩まれている方がいらっしゃるかもしれないという「他者理解」にもつながり、男女問わず理解する必要があると感じました。そういった意味で、就労移行支援事業所で上記プレゼンテーションをしていただいた意義を非常に感じました。

JOTでは、自らの障害を受け入れ、特性を理解し、働く上での強みを知っていく「自己理解」に力を入れておりますが、他者の視点に立って物事を考える「他者理解」にも力を入れております。今後もお一人お一人が無理なく長く働き続けられるためにサポートしていきたいと思います。

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