2025年3月卒業 20代・男性

アパレルショップ バックヤードスタッフ

1
就活のしんどさは、今までのとは異なるもの
Q この後卒業式。まずは現在の心境を
A 特別な感じじゃなく、いつもどおりに来所しました。


Q 約半年間にわたる就職活動を今ふり返ってみて、いかがですか?
A 就職活動の最中はしんどかったけれど、今ふりかえってみると、今までの人生の中であった出来事に比べると、そこまでは・・・という感じです。しんどさの種類が、今までの人生のしんどさとは種類が異なるもので、前に進むためのしんどさだと感じていたので。


Q 当初は『完全在宅の事務職』を希望しておられましたが?
A やむを得ず目標が変わったけれど・・・途中から(完全在宅は)無理かな、仕方ないかなと思い、「柔軟にいかなきゃ」と気持ちを切り替えました。最後はちょっと投げやりになりかけましたが(笑)


Q 社会復帰に向けた不安はありましたか
A 今もあります。漠然と「仕事が始まるのか・・・」という不安。新しい環境に入るので・・・仕事自体を“楽しめる”ようになるには1か月くらいはかかるかなと思っています。


Q 今回の就職はあなたにとって何点でしたか?
A 点数にはしたくない。“100点”という点数はなかなかつけられないと思うので。
もっと早い時期に、もっと違う動き方をしていれば・・・とか、どこまでも“理想”があるので。
でも“現実”に納得していないわけではないです。納得した上で働きたいと思っています。


Q JOT入所前の生活状況は?心の状態は?
A 入所前は、自分自身のことについて全く何も考えていなかった。
周りから「これをやれ」と言われることをやっていた。『考える』ということをしたくなかった。
就労移行支援事業所もホントは(JOTではない)別の所へ行こうと思っていたんですが、主治医から「そこはちょっとね・・・」と言われJOTに見学に行く前から「もうそこ(JOT)でいいや」と・・・
何にしろ“考えて自分で決定する”ということを放棄していたような状態でした。
2
嫌なことを覚えていない2年間
Q JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は?
A JOTは自分にとっては、ずっと『日常』っていう感じでした。
日常であったからこそ、僕は変わっていけたんだと思っています。
人って良かったことより、嫌なことの方が記憶に残りやすいと思うんですけど・・・
この2年間、嫌なことを覚えていない。それは気持ちよく過ごせていた、ということかなと・・・


Q あなたにとってJOTはどんな存在でしたか?
A うーーん・・・(腕を組んで考える)
家に居る時とはまた違う“リラックスできる場所”だった。
休日よりもJOTにいる時の方がリラックスできた。
もちろんプログラムによっては緊張するものもあったけれど・・・
リラックスできた理由はJOTでは人と話すから・・・それで気分よく帰れることが多かったです。


Q JOTのプログラムの中であなたにとって一番役に立ったものは?
A 入所したての時にあった『新メンバー祭り』。
グループワークで、インタビューを受けて、話さないといけなかった。嫌だな、と思ってたけれど(笑)
ただ自分だけじゃなくて、同じグループだった3人(キノウエさん・どんぶりさん・アスさん)のことを知れて良かった。
それ以降はグループワークの中でも特に考えず話せるようになったし、周りのメンバーを見れるようになってきたとも感じました。
3
頑張るひとは"力を抜いてうまくサボって"
Q これからどんな風に働いていきたいですか?
A うーん・・・長い期間を見通すのが苦手なので・・・
とりあえず休まず働いて、体調を安定させる、半年後の正社員を目指します。
でも一番は「嫌と思わず毎日行けること」「仕事を楽しめるようになること」


Q 今後の人生の夢は?
A もう28なので夢とかどうとか・・・・「夢」って言ってもいいのか(笑)
身体はずっと鍛えていきたい。イケオジになります。
バイクは大型免許取ろうかなとも・・・
(「結婚とかは?」の質問に) 30代で結婚できれば・・・(ニヤリ)


Q 最後に・・・・JOTでこれから就職を目指す皆さんにメッセージを!
A 偉そうなことを言ってやろうと思ってたけど(笑)
みんなそれぞれ“やるべきこと”はやっているように思う。
だから、頑張って下さい、というのは違うかな・・・
僕はずっと頑張らない方できたので。
JOTは頑張るひとばかりだと思うので“力を抜いてうまくサボって”ください。
2025年3月卒業 30代・男性...
2025年3月卒業 20代・男性...
2025年3月卒業 30代・男性...
2025年3月卒業 20代・男性...