2025年6月卒業 20代・女性

事務職

1
今も不安を持ち続けてはいるけど…
Q 卒業式を3日後に控えた現在の心境を
A まだ実感が湧かないです・・・
うーん、これから『働いていくんだ』という就職の実感はあるけれど、JOTを卒業するという実感が無くて。


Q 今回、内定をいただいたお仕事についてお聞かせください。
A 事務職です。仕事内容は書類の不備などをチェックする業務からスタートします。


Q 内定までの経緯は? 
A 今回の内定までは2~3か月かかりました。
スタッフ(岩元)さんから求人情報をいただいて、会社見学➡応募➡1回目の実習➡1次面接➡7日間実習➡最終面接という流れで内定をいただきました。
まずコワーキングスペースで業務に慣れてから、だいたい1年後に本体のオフィスの方で働くという少し特殊な働き方ですが、(コワーキングスペースは)一人ずつ間仕切りがあって他の人が気にならないので自分には合っていると感じています。


Q 社会復帰に向けた不安はありましたか
A 不安は正直今もあります。
やはり不安障害なので・・・今も(不安を)持ち続けています。
ただ事業所での取り組みを通して「この先やりたいこと」や「未来の展望」が見えるようになって、
不安はあるものの、やや自信のある状態です。“やや”ですが(笑)


Q 今回の就職はあなたにとって何点でしたか?
A 難しいですね・・・点数がつけられそうで、つけられない。
今回の就職が今後の自分にどうつながるのかがわからないので。
お金だけでなく、やり甲斐や生きがいなんかに繋がっていけば・・・
2
"がんじがらめ"からの解放
Q JOT入所前の生活状況は?心の状態は?
A 大学4年の秋に入所しましたが・・・入所時はうつ病の症状がありました。
気分の落ち込み、疲れ、イライラ・・・
PMS(生理前症候群)も当時はひどかったですが、今では表に出ない状態にまでなっています


Q JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は?
A むずかしいですねー・・・
いっぱいあるので・・・・

まずは「お花見委員会」でしょうか。
グループワークがとにかく苦手でしたが、そこ(委員会)で克服できたこと。
自分から進んで(委員会に)立候補して・・・・・自ら得たものなのでターニングポイントになったと思います。

二つ目は「清水さんとの面談」です。
1人では自己理解は続かなかったので。
清水さんとの自己理解に関する面談や岩元さんとのCBT面談で新たな視点を得られました。
「次には何に取り組もう?」とワクワクしていました。
自己理解の取り組みは、自分を『知る』だけではなく、『自分を丸ごと受けとめる』ことだと思います。
弱みも強みも・・・ダメなところも良いところも「それが自分なんだ」と。


Q あなたにとってJOTはどんな存在でしたか?
A 『私を解放してくれた場所』です。
これまで、人の目・評価・マイナス思考など色んなことに“がんじがらめ”だったので。
それから解き放たれた場所です。
おかげで、自分のしたいことが出来るようになりました(笑)


Q JOTのプログラムの中であなたにとって一番役に立ったものは?
A うーーーーん・・・・・考えてくれば良かった(笑)
いっぱいありますね・・・・

まず『SST』 かなぁ・・・
社会人経験がなかったので、社会人としての実際の振る舞いが練習できたこと。
実習先でも(SSTを)思い出して「できるだろう」と思えました。

次に『伊藤さんの単独プログラム』・・・これは全部、役に立ちました。
特に
●ストレスマネジメント
●時間管理
●睡眠とリラクゼーション
すべて私の抱えていた問題に関係するもので・・・
特に「時間管理」は、先延ばしグセがあったので役に立ちました。
自分にとって時間管理の何が、なぜ難しかったのかを理解することができました

それから『ヨガ』も役立ちました。
私はずっとグルグル考える人なので、ヨガを通して呼吸の感覚に集中することは脳を休めることにすごく役立ちました。
3
一人で頑張らなくてもいい
Q これからどんな風に働いていきたいですか?
A どんな仕事にも『やりがい』を見出して働いていきたいです。
採用前の実習中に印象的だったことの1つに、補助金申請書のチェックという業務があり、それが実際にお客様にどのように役立つのかを教えていただきました。 
直にお客様にお会いすることはなくても、私のやっている業務が、こんな素敵なものにつながるのかと・・・
(自分の担当する業務が)何に繋がっているのかを考えながら、誠実に仕事をしていきたいです。


Q 今後の人生の夢は?
A 色々したいことがあり過ぎて困っています(笑)!
まずは海外に行きたいです。色んな人と逢って話したい。
話すのは上手ではないけれど、自分と違う価値観をもつ人たちと出逢いたい。
意外と“刺激”を求めているような・・・(笑)
ずっと動画を見てるインドにも行って見たいです。


Q 最後に・・・・この卒業インタビューを読んで下さっている皆さんにメッセージを!
A きっとこれを読んで下さっている皆さんは何らかの“生きづらさ”を持っておられると思います。
私自身も持っていました。
でも、JOTでメンバーさんやスタッフの方と関わる中で「みんな一緒に頑張っている」「一人で頑張らなくてもいい」と思うようになりました。
JOTはそういう場所なのだと思います。
私も、卒業しても《皆さんと一緒に》頑張りますので、皆さんには「きっと大丈夫です!」と伝えたいです!
2025年6月卒業 20代・女性...
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