2023年11月卒業 20代・男性

外資系メーカー/事務アシスタント

1
不安しかない。けど、悲壮感はない。
Q まずは現在の心境を
A 就活期間中に、この“卒業インタビューを受ける日”を想像しながら必死にやっていたので、こうして実現して感無量です。働き始めることについては不安しかないですが、やりながら慣れていければと思っています。


Q 内定までの経緯は? 実習は何回行きましたか?
A 9月に開催された合同企業面接会で面接していただいた企業さんに気に入ってもらい、筆記試験、最終選考(業務体験と面接)を経て、採用内定をいただきました。一番初めの面接は、(これまで練習してきた面接とは大きく形式の異なる)想定外の面接だったので・・・まさか通過するとは思わなかったです。
企業実習は、今回内定をいただいた企業を含め、事務補助職で計2社参加させていただきました。


Q 就職に向けた不安はありましたか
A 不安しかありませんでした。就職はゴールではなく、あくまでスタートラインなので。
今からやりたいこと、やらなくてはいけないことだらけですが、やりながら慣れていきたい。
いずれも厳しい道のりだと思いますが、悲壮感はありません。


Q 今回の就職はあなたにとって何点でしたか?
A 岩元さんをはじめ全スタッフさんに支えられ100点としか言いようのない就職ができました。
その他にも支えてくれた家族や友人にも100点を差し上げたい。
2
原点、分岐点、転換点
Q JOT入所前の生活状況は?心の状態は?
A 関東の方で学生生活を送っていましたが、当時は昼夜逆転がひどく、精神状態も荒んでいたと思います。
生活リズムに関しては通所しながらゆっくり慣れていくだろうと思っていましたが、精神状態がここまで改善するとは正直思っていませんでした。明るさや前向きな思考を取り戻せた感じ。関わって下さった方々に感謝しています。


Q JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は?
A 私にとっての“JOTでの分岐点”があります。
今年の1月に、主体性プログラムでの私の取り組みを見てくださっていた清水さんに「停滞している」と叱っていただいたこと。そう言われるに至った自分自身の情けなさは今でも感じてはいますが、そこから何事にも挑戦できるようになりました。そうして就活まで全力で走り切ることができ、それが今の自分の“原点”だと言えるので、すごく大きな転換点だったと思います。

Q あなたにとってJOTはどんな存在でしたか?
A ・・・・難しい質問です。
これまでのJOTでの生活を振り返って『原点』という言葉が何度も思い浮かびました・・・
JOTがなければ、あらゆる意味で今の自分はないので、JOTという場があって良かったなと心から思っています。


Q JOTのプログラムの中であなたにとって一番役に立ったものは?
A 結論から言えば全てです。
あえて絞るなら・・・・
・インフォメーション (感想を述べる)
・作業訓練 (指示を受け、質問をする)
の2つです。
私は自分の考えを短時間でまとめて説明することがすごく苦手だったんですが、経験を積むことで段階的にだんだんとできるようになり、それが面接でも役に立ちました。
作業訓練では、特に疑問に思うことがなくても先手を打って確認(質問)しておくことで、精神的にラクになれるということがわかりました。
また・・・プログラム外の自主活動になりますが、ブログ部リーダーを担ったことで、『人と協働する』ことに自信がつき、やり甲斐を覚えました。
3
周囲との関係性も、よい環境づくりも大切に
Q これからどんな風に働いていきたいですか?
A 事務職としてキャリアを積んでいきたい。
はじめは課題だらけだと思いますが、やりながら慣れていくことで自分らしく働けるようになりたい。
そのために、はじめは出来ないことにも積極的に挑戦し、成長していきたい。
具体的には、半年以内にExcel全般を使いこなせるようになりたいです。


Q 今後の人生の夢は?
A 仕事面では・・・事務職として自分で出来る業務の幅を最大限広げたい。そして最終的には責任のある立場(管理職)につけたらベストと考えています。
プライベートでは・・・これまで沢山サポートしてもらってきたので、家族や少ないながらも大切な友人に恩返しができたらと思います。
個人的なものだと・・・私は触覚的な過敏さがあるので“ストレスの少ない体づくり”のために投資したいです。
筋トレとかジョギングなど・・・あとは自分の体に合った素材の服を買ったり、ケアするオイルなど・・・これまでやりたくても出来なかったものにこだわってみたいですね。


Q 最後に・・・・JOTでこれから就職を目指す皆さんにメッセージを!
A これまで本当にお世話になりました。皆さんのご協力のおかげで本当にたくさんの学びを得ることができました。
皆さんは就職するためにJOTに入所されたのだと思いますが、それ(就職)だけではなく、周囲の方々との関係性を大切になさってほしいと思います。誰もが「JOTに居たい」と思えるような環境づくりに協力すれば、いつか自分が精神的にしんどくなった時に周囲に頼りやすくなりますし、それはきっと就活をするにあたって大きな力になると思います。 
「ありがとうございました」
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