1
福祉の職種に魅了された奇跡
Q まずは現在の心境をお聞かせください
A ・・・・・・うーん。複雑(笑)。嬉しさ。楽しさ。ワクワク。継続していけるかという不安。JOTから出る寂しさも確かに感じてます。
Q 内定までの経緯は?実習は何回行きましたか?
A 実習は今回の就職先も含めて2回です。
ずっと「職種」が定まらなかったんですが。
・・・4か月前にポッと「福祉」という提案があり・・・その時点では(福祉には)興味がなかった。それどころかむしろ苦手意識がありました。けれど介護初任者研修を受講した所で意識が一変しました。「福祉、いいなあ!」と、前向きに考えられるようになりました。
Q 社会復帰に向けた不安はありましたか?
A ・・・・不安しかなかったです(笑)。(社会復帰)できるとも思わなかった。
「組織」に対する抵抗感、厭世観、絶望感が根強かった。
それに加えて、ASD特有の<実行機能障がい>(=やりたいと思ってもなかなか腰が上がらない)があり、スタッフさんから沢山の提案をいただいても動けませんでした。
Q 今回の就職はあなたにとって何点でしたか?
A そりゃあ「100点満点」でしょう!スタッフの方にご尽力いただいてこうして就職が決まりました。感謝しています。
A ・・・・・・うーん。複雑(笑)。嬉しさ。楽しさ。ワクワク。継続していけるかという不安。JOTから出る寂しさも確かに感じてます。
Q 内定までの経緯は?実習は何回行きましたか?
A 実習は今回の就職先も含めて2回です。
ずっと「職種」が定まらなかったんですが。
・・・4か月前にポッと「福祉」という提案があり・・・その時点では(福祉には)興味がなかった。それどころかむしろ苦手意識がありました。けれど介護初任者研修を受講した所で意識が一変しました。「福祉、いいなあ!」と、前向きに考えられるようになりました。
Q 社会復帰に向けた不安はありましたか?
A ・・・・不安しかなかったです(笑)。(社会復帰)できるとも思わなかった。
「組織」に対する抵抗感、厭世観、絶望感が根強かった。
それに加えて、ASD特有の<実行機能障がい>(=やりたいと思ってもなかなか腰が上がらない)があり、スタッフさんから沢山の提案をいただいても動けませんでした。
Q 今回の就職はあなたにとって何点でしたか?
A そりゃあ「100点満点」でしょう!スタッフの方にご尽力いただいてこうして就職が決まりました。感謝しています。
2
就職と卒業までの軌跡
Q JOT入所前の生活状況は?
A 人生に生き詰っていたし、生活にも行き詰っていました。派遣が切れて、就職しないといけないのに左手を骨折、貯金も尽き始め・・・・社会への不安と自身の「鬱」からひきこもり状態で、一人で生きていくのは難しいと感じ、「もうしんどいな」と感じていました。自分は弱い存在、なんてダメなんだろうと思っていまいた。
Q JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は?
A うーん・・・優劣つけがたい・・・・。うーん・・・・(笑)・・・「遭難」のこととかは書けないですよね(笑)
あとは・・・グループワークや委託業務、など「みんなでやる」ことと、それにまつわる会議が面白かった。
僕のようなASDの人は常に自己完結しがちなので、“共同体感覚”を感じながら、みんなで何かを創りあげていく楽しさを知れたことが良かった。この経験は福祉の仕事に活かせると思う。
Q あなたにとってJOTはどんな存在でしたか?
A 「安心・安全なところ」
失敗してもいい場所。挑戦できる場所。成功体験を積める場所。
メンバーもスタッフともに“障害理解”が進んでおり、「みんなで創りあげている」事業所。
入所当初は通所を継続できるか不安だったが、場が整っていたので、安心して通うことが出来た。
また、これまで気分変調症の影響で「休む」とその後「途絶える」ことが多かったけれど、JOTではそれがなかった。必要な時に叱咤してくれて・・・元気づけてくれたスタッフのおかげです。
Q JOTのプログラムの中で、あなたにとって一番役に立ったものは?
A 主体性プログラムです。
障害理解、自己理解に取り組めました。知らない事を知ることができた時間。
ほとんど出来なかったPC操作も、色々なことができるようになりました。
A 人生に生き詰っていたし、生活にも行き詰っていました。派遣が切れて、就職しないといけないのに左手を骨折、貯金も尽き始め・・・・社会への不安と自身の「鬱」からひきこもり状態で、一人で生きていくのは難しいと感じ、「もうしんどいな」と感じていました。自分は弱い存在、なんてダメなんだろうと思っていまいた。
Q JOTの想い出の中で一番印象的な出来事は?
A うーん・・・優劣つけがたい・・・・。うーん・・・・(笑)・・・「遭難」のこととかは書けないですよね(笑)
あとは・・・グループワークや委託業務、など「みんなでやる」ことと、それにまつわる会議が面白かった。
僕のようなASDの人は常に自己完結しがちなので、“共同体感覚”を感じながら、みんなで何かを創りあげていく楽しさを知れたことが良かった。この経験は福祉の仕事に活かせると思う。
Q あなたにとってJOTはどんな存在でしたか?
A 「安心・安全なところ」
失敗してもいい場所。挑戦できる場所。成功体験を積める場所。
メンバーもスタッフともに“障害理解”が進んでおり、「みんなで創りあげている」事業所。
入所当初は通所を継続できるか不安だったが、場が整っていたので、安心して通うことが出来た。
また、これまで気分変調症の影響で「休む」とその後「途絶える」ことが多かったけれど、JOTではそれがなかった。必要な時に叱咤してくれて・・・元気づけてくれたスタッフのおかげです。
Q JOTのプログラムの中で、あなたにとって一番役に立ったものは?
A 主体性プログラムです。
障害理解、自己理解に取り組めました。知らない事を知ることができた時間。
ほとんど出来なかったPC操作も、色々なことができるようになりました。
3
続けていくこと、諦めないこと
Q これから、どんな風に働いていきたいですか?
A スキルアップとキャリアアップを目指していきたい。
色んな福祉があるけれど・・・いつか、自分と同じASDや精神で苦しんでいる人たちの支援をしたいと思います。
感覚過敏があるので日々の疲労対策は難しいと思うけれど、自分でケアをしながら頑張っていきたいです。
「継続は力なり」と改めて思っています。継続できてこそ、信頼を得られると思うので。
Q 今後の人生の夢は?
A うーん・・・・・何をしたいだろう・・・・・うーん・・・・自己表現をしていきたい、ですね。
仕事は社会とのつながり、として大切にしていきたい。仕事は(人生の)ツールであり手段であるとも思っています。なので仕事以外でも“自己表現”していけるように活動していきたいという気持ちがあります。
そのためにも生活基盤を安定させたい。環境を整えられるよう頑張っていきたいです。
Q 最後に・・・JOTでこれから就職を目指す皆さんにメッセージを!
A コロナ禍や就職難もあり、何かと不安定な時代ですよね。皆さん、それぞれ不安や恐怖、色んなネガティブな感情があると思います。そんな時代なので「何かを始めよう」と思っても孤独を感じて諦めそうになるかもしれませんが、・・・・・自分の味方になってくれる人・力になってくれる人は必ず現れると思います。また、自分と関係性の良くない人が現れたとしても、それはそれで自分の成長の機会にもなります。
人って「孤独」を感じても、遠くにいる誰かときっと繋がっていると思うので・・・・・
だから<何かを理由に諦める必要はない>と伝えたいです。
だって僕が就職できたとは・・・・・これは間違いなく「奇跡」でしょ(笑)?!
A スキルアップとキャリアアップを目指していきたい。
色んな福祉があるけれど・・・いつか、自分と同じASDや精神で苦しんでいる人たちの支援をしたいと思います。
感覚過敏があるので日々の疲労対策は難しいと思うけれど、自分でケアをしながら頑張っていきたいです。
「継続は力なり」と改めて思っています。継続できてこそ、信頼を得られると思うので。
Q 今後の人生の夢は?
A うーん・・・・・何をしたいだろう・・・・・うーん・・・・自己表現をしていきたい、ですね。
仕事は社会とのつながり、として大切にしていきたい。仕事は(人生の)ツールであり手段であるとも思っています。なので仕事以外でも“自己表現”していけるように活動していきたいという気持ちがあります。
そのためにも生活基盤を安定させたい。環境を整えられるよう頑張っていきたいです。
Q 最後に・・・JOTでこれから就職を目指す皆さんにメッセージを!
A コロナ禍や就職難もあり、何かと不安定な時代ですよね。皆さん、それぞれ不安や恐怖、色んなネガティブな感情があると思います。そんな時代なので「何かを始めよう」と思っても孤独を感じて諦めそうになるかもしれませんが、・・・・・自分の味方になってくれる人・力になってくれる人は必ず現れると思います。また、自分と関係性の良くない人が現れたとしても、それはそれで自分の成長の機会にもなります。
人って「孤独」を感じても、遠くにいる誰かときっと繋がっていると思うので・・・・・
だから<何かを理由に諦める必要はない>と伝えたいです。
だって僕が就職できたとは・・・・・これは間違いなく「奇跡」でしょ(笑)?!