JOTサポート神戸では、就職に関する情報
提供を行う「インフォメーション」という
プログラムを設けております。
先日は、そのプログラムの時間に、
ネスレ日本株式会社様の採用担当の方が
お越しくださいました。
就労経験が少なく、外資系企業のイメージも
思い浮かべにくいようなメンバーが多い中、
とてもわかりやすい表現で、ユーモアも交え
た非常に有意義なお話をお聞きすることが
できました。

日系企業と外資系企業のそれぞれの特徴と
その違いに始まり、ネスレ日本様独特の社風
についてなど、お話しくださいました。

また、ご自身の体験も交えて（ご担当者様
ご自身もペースメーカーを装着していらっ
しゃいます）、ネスレ日本様の障がい者採用
についてや、現在障がい者採用枠で就労され
ている方の例などもお話しいただきました。
障がい者採用に関しては、メンバーたちの
最大の関心事と言っても過言ではない
でしょう。

障害の有無にかかわらず、採用の条件に必ず
問われる「コミュニケーション能力」とは？
パソコンスキルはどれくらいあればいいの？
こういった具体的な事柄も、メンバーたちの
漠然とした不安感を晴らしてくれるような、
とてもありがたいお話でした。

最後には、『東京新大阪間のぞみ上下線の
車内販売における１日のコーヒーの総売上を
答えよ』という、ちょっと聞いただけでは
驚いてしまうような例題を挙げられ、
「ひとつひとつ分解して考える、丸ごと
まとめて受け止めて絶望しない」
「悩むのではなく、考えるようにしよう」と
いう、素晴らしいメッセージもいただきま
した。ささいなことですぐにパニックに陥り
やすいメンバーたちにとっては、非常に有益
なアドヴァイスでした。

質疑応答も含め、非常に内容の濃い１時間
でした。メンバーたちもそれぞれに受け取る
ものが多かったと思います。
文末になりましたが、ネスレ日本様には
とてもいいお時間を提供してくださいました
こと、改めて深く感謝申し上げます。