はじめまして。3月に入所したモカと申します。
今回は簡単な自己紹介と、JOTに入所を決めた理由について書きたいと思います。
私はとても神経質で大人しい子供で、他にも変わったところが色々とあったものの、目立ったトラブルは特にありませんでした。友達にも恵まれ、ごく普通に学生時代を過ごしました。
しかし就職してからは人間関係をうまく築くことができず、社会人8年目でうつ病を発症。
治療をしながら再就職しましたが、疲れやすい体質のため、フルタイムの仕事には戻れませんでした。週4日勤務などの時短勤務でもくたくたに疲れてしまい、休日は夕方まで寝る、という生活を10年以上も続けていました。
そんな時、「大人の女性の発達障害」という内容のネットの記事が目に入り、読んでみると、私の状態は驚くほど記事の内容に当てはまりました。
そこで初めて自分は発達障害ではないか?と疑いを持ち、いわゆる「大人の発達障害」を診察してくれる病院で検査を受けた結果、40代半ばで自閉症スペクトラム症と診断されました。
就労移行支援を利用したいと主治医に相談した時に、紹介して頂いた事業所の一つがJOTでした。初めて見学に訪れた時、明るくて清潔で、居心地がよさそうな場所だ、と直感的に思ったことを覚えています。
最終的にJOTを選んだ決め手は、正直に言うと、30代、40代の方が何名も在籍されていることでした。
他の事業所も見学や体験をさせていただきましたが、「ここは大学かな?」と錯覚するくらい20代の若い方々ばかりで、もしそちらを選んでいたら、浮いてしまい居づらくなっていたと思います。
一方JOTは、20代~40代の幅広い年齢層で、様々な経歴の方がいらっしゃると聞き、ここなら私の居場所もあるかもしれない、と思えたのでした。
また、メンバーがそれぞれ自分で決めた課題に取り組むプログラム(主体性プログラム)や、体と心のケアができそうなヨガやアロマセラピーの時間があるのも、とても魅力的でした。
入所当時は、早く社会復帰しないと!という焦りの気持ちがありました。
しかし、私は障害を自覚してからまだ日が浅いこともあり、自分の特性について自分でもよく理解していないところがあります。
まずは自分とゆっくり向き合い、自分の特性をきちんと理解するのが、当面の目標です。
焦らず、日々のプログラムに取り組んでいきたいと思っています。
(40代・女性)
神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です☆
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