特集! ドラマセラピー ⑩

みなさま、こんにちは!スタッフの豊田です。

「特集! ドラマセラピー」のお時間がやってまいりました。

ドラマセラピーexternal_redにスポットを当てたこの企画、私、豊田がドラマセラピーで取り組んでいる内容をご紹介します。そして、メンバーの方々にその内容について語っていただこうという企画です。この企画も今回で一旦、最後となります。どうぞお付き合いください。

では、今回ご紹介いたしますのは「パントマイム二人ぼっち「カウントアップ」です。

「パントマイム2人ぼっち」は2人1組で私が指定したお題にパントマイムで話し合いなしに即興で表現していただきます。他の参加者の方々はそれが分かった段階で答えていただくという内容になっております。

では、「パントマイム二人ぼっち」について、Megさんに語っていただきたいと思います。

Megさん
「2人1組になって、突然出されたお題に相談もなしで、パントマイムを始めるのに、2人の息の良さを感じますし、完成度の良さにびっくりさせられます。何より、黙って動きだけしている姿が、かわいらしくて、笑けてきます。やっている自分も相手の人と息があったことが嬉しいし、自然と笑顔になれます。これからも取り入れてほしいです☺」

 

続きまして、「カウントアップ」をご紹介いたします。1~20までの数字を他のメンバーとタイミングが重ならないように読み上げます。応用編として、ある鉄道の区間の駅名を読み上げたこともあります。

では、「カウントアップ」について、シェドゥーブルさんに語っていただきたいと思います。

シェドゥーブルさん
「私が『カウントアップ』を好きな理由は、メンバーそれぞれのタイミングや直感でのやりとりで達成感や充実感が得られるからです。対人対応能力のスキルアップになりますし、チームでの盛り上がりなどもとても楽しいです。『あと少しだったのに~!』と思うときや、『タイミングぴったり!!』と思ったりしますネ」

 

Megさん、シェドゥーブルさん、ご協力ありがとうございました。「パントマイム二人ぼっち」は、上手に役割分担ができるか、協調性がとれるかといったことに期待してオリジナルでつくってみました。パントマイムが始まり、2名の動きが被らなかったとき(例えば野球なら、投手と打者に分かれる、流しそうめんなら、そうめんを流す人と食べる人に分かれる……など)がスッキリする瞬間!もちろん、動きが重なったときもそれはそれで面白さがあります♪ちなみに「パントマイム二人ぼっち」のネーミングの由来は、金曜日の夜にお聴きすることがある、あの曲でございます(笑)。

「カウントアップ」は言葉を発するタイミングが他の誰かと重なってしまうと、最初からやり直しになるので、ドラマセラピーのワークの中では一番の緊張感が走っているかもしれませんね(笑)。応用編として、神戸市営地下鉄の西神中央駅~谷上駅区間、能勢電鉄の一部の区間といったように、アレンジを加えながら楽しんでいただいております♪

ドラマセラピーが”開演”されるのは毎週水曜日。週の真ん中での中だるみから来るしんどさも吹き飛ばすかのような、メンバーのみなさんの好演が、これからも楽しみです♪

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特集! ドラマセラピー ⑨

みなさま、こんにちは!スタッフの豊田です。

今回も「特集! ドラマセラピー」のお時間がやってまいりました。

ドラマセラピーexternal_redにスポットを当てたこの企画、私、豊田がドラマセラピーで取り組んでいる内容をご紹介します。そして、メンバーの方々にその内容について語っていただこうという企画です。

では、今回ご紹介いたしますのは「誰が動きを始めたか」です。

この取り組みは最初に解答者を1人決めます。その後、解答者以外の参加者から秘密のリーダーを決めます。それ以外の参加者は最初に動くリーダーの動きのマネをしていただきます。解答者は最初に動くリーダーを見つけ、当ていただく内容となっています

では、「誰が動きを始めたか」について、みるくさんJOEさんに語っていただきたいと思います。

みるくさん
「私が『誰が動きを始めたか』を好きなのは、解答者1人が外に出て、グループの中でリーダーを決めて、その人の動きに合わせてみんなも動くっていうのがおもしろいからです。特にMOGUさんがリーダーになると、次はどんな風に動くのか予想できずおもしろくていつも笑かせてくれます(笑)。またやってみたいなって思いました」

 

JOEさん
「『誰が動きを始めたか』では、解答者側ですと全員の動きを注意深く見る練習になりますし、出題者側ですと解答者に分からないよう自然な動きで回りと同調させないといけないという点での緊張感もあり、楽しいプログラムです」

 

みるくさん、JOEさん、ご協力ありがとうございました。「誰が動きを始めたか」は、回答者には観察力が求められます。リーダーは自由に動き、回答者以外のメンバーさんは、ただリーダーの真似をすればいいので、気軽に参加でき一見ラクそうですが、実はリーダーを直視すると誰がリーダーであるかがすぐに分かってしまう怖さ(?)もあります(笑)

ドラマセラピーが”開演”されるのは毎週水曜日。週の真ん中での中だるみから来るしんどさも吹き飛ばすかのような、メンバーのみなさんの好演が、これからも楽しみです♪

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特集! ドラマセラピー ⑧

みなさま、こんにちは!スタッフの豊田です。

今回も「特集! ドラマセラピー」のお時間がやってまいりました。

ドラマセラピーexternal_redにスポットを当てたこの企画、私、豊田がドラマセラピーで取り組んでいる内容をご紹介します。そして、メンバーの方々にその内容について語っていただこうという企画です。

では、今回ご紹介いたしますのは「グループの分類分け」です。

「今日の朝食に何を食べた?」、「何月生まれ?」などのお題に沿ってメンバーさんでグループを形成する内容となっております。

では、「グループの分類分け」について、らくさんチャチャさんに語っていただきたいと思います。

らくさん
「『グループの分類分け』については、色々な考え方や好みが出てくるのが面白かったです。『この人はこういうことが好きなのか』、と発見することも納得がいったり、意外に感じたりして面白かったです

 

チャチャさん
「私は体調の兼ね合いもあり、ドラマセラピーには3~5回ほどしか参加できておりません。毎度内容は変わると思うのですが、最も多く参加し、そして好きな内容は『グループの分類分け』です。理由は、この内容だけは場の雰囲気にもあまり緊張することなく自分から発言できるので自分自身への課題練習になるからです

 

らくさん、チャチャさん、ご協力ありがとうございました。「グループの分類分け」に取り上げるテーマは、「時計はアナログ派?デジタル派?」「映画館でポップコーンを食べる?食べない?」「5階にある事業所まで階段? EV?それとも…」など、割とどうでもいいテーマを取り上げることが多いです(笑)。そして、グループに分かれてもらったあとで、司会者が何人かの方にその根拠を聞いて回りちょっかいを出します。そこで何気ない雑談のようにメンバーさんとやり取りするのも楽しく、緩やかな雰囲気の中で、雑談や自己開示の練習になることや、メンバー間の関係を深めることを期待しながら、取り組んでいます♪

ドラマセラピーが”開演”されるのは毎週水曜日。週の真ん中での中だるみから来るしんどさも吹き飛ばすかのような、メンバーのみなさんの好演が、これからも楽しみです♪

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特集! ドラマセラピー ⑦

みなさま、こんにちは!スタッフの豊田です。

今回も「特集! ドラマセラピー」のお時間がやってまいりました。

ドラマセラピーexternal_redにスポットを当てたこの企画、私、豊田がドラマセラピーで取り組んでいる内容をご紹介します。そして、メンバーの方々にその内容について語っていただこうという企画です。

では、今回ご紹介いたしますのは「気分当て」です。

最初、1人解答者を決めます。それ以外の参加者はあらかじめ決めた感情、気分、例えば、「嬉しい気分」や「のどが渇いた」など、を表現します。そのあと、解答者がその気分、感情、それがなんであるかを答えていただく内容となっております。

では、「気分当て」について、ユウリさんみるくさんに語っていただきたいと思います。

ユウリさん
「『気分当て』の内容で、私は1回しか参加経験がありませんが、皆が同じテーマの真似をして解答者に、その皆の動きを当ててもらうというものでした。解答者が分かるように演技をするのは少し難しかったが、それぞれジェスチャーなどで伝わるように工夫する訓練だったため、表現力が養われるものだと感じられました。また、私のように演技が苦手な人でも、決まった動きで表現するのでなく、自由に感情を出す方法ができるため、解答者が察してくれる部分もあるのだと思いました。今度は解答者の側になったらみんなの演技を観察できれば良いなと思っています

 

みるくさん
「私が好きなドラマセラピーの内容の1つが『気分当て』です。『誰が動き始めたか』と似ているのですが、1人解答者を決めて、それ以外の方はみんなで決めた気分に合わせて思い思いに表現し、その気分を解答者が答えるというのがすごくおもしろくて、気分によって難しかったりで、楽しくてとても好きです

 

ユウリさん、みるくさん、ご協力ありがとうございました。「気分当て」は、一言で「嬉しい」や「喉が渇いた」といった気分といっても、メンバーによって演じ方は様々で、「こんな表現方法があったのか!」といった、自分にはない新たな表現の仕方を楽しみながら参考にすることもできます♪

ドラマセラピーが”開演”されるのは毎週水曜日。週の真ん中での中だるみから来るしんどさも吹き飛ばすかのような、メンバーのみなさんの好演が、これからも楽しみです♪

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特集! ドラマセラピー ⑥

みなさま、こんにちは!スタッフの豊田です。

今回も「特集! ドラマセラピー」のお時間がやってまいりました。

ドラマセラピーexternal_redにスポットを当てたこの企画、私、豊田がドラマセラピーで取り組んでいる内容をご紹介します。そして、メンバーの方々にその内容について語っていただこうという企画です。

では、今回も「話題を当てよう」についてご紹介いたします。

私と内田さんであるテーマ・事柄について、直接的な言及を避けながら会話をしていきます。指定された方々がその会話のテーマ・事柄が分かった段階で会話に参加し、全員が会話に加わった段階でそのテーマ・事柄を当てるという内容になっております。

では、「話題を当てよう」について、メフィストさんに語っていただきたいと思います。

メフィストさん
「『話題を当てよう』では、豊田さんと内田さんのお2人のお話を聴いても、私にとって中々わかりにくく当てにくいということが多いのですが、お題が分かった時の喜びが自分はすごく楽しいと思いました

メフィストさん、ご協力ありがとうございました。なんと「話題を当てよう」の話題が4回も続いてしまいましたが、それだけ人気の高いコーナーではないかと思ったりしました。その人気の理由は、自然体で「話題を当てよう」に入り込むことができ、誰でも参加しやすいだろうと思うため、そして、相方の内田さんが人気だからに違いないと思います♪(笑)

ドラマセラピーが”開演”されるのは毎週水曜日。週の真ん中での中だるみから来るしんどさも吹き飛ばすかのような、メンバーのみなさんの好演が、これからも楽しみです♪

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特集! ドラマセラピー ⑤

みなさま、こんにちは!スタッフの豊田です。

「特集! ドラマセラピー」のお時間がやってまいりました。

ドラマセラピーexternal_redにスポットを当てたこの企画、私、豊田がドラマセラピーで取り組んでいる内容をご紹介します。そして、メンバーの方々にその内容について語っていただこうという企画です。

では、今回も「話題を当てよう」についてご紹介いたします。

私と内田さんであるテーマ・事柄について、直接的な言及を避けながら会話をしていきます。指定された方々がその会話のテーマ・事柄が分かった段階で会話に参加し、全員が会話に加わった段階でそのテーマ・事柄を当てるという内容になっております。

では、「話題を当てよう」について、MOGUさんJOEさんに語っていただきたいと思います。

MOGUさん
「私が『話題を当てよう』を好きな理由は、何の話題か考えるのが楽しいからです答えが分かった時はとても嬉しいです。TAKEさんとお酒の事について出題側に回ったことがありましたが、うっかり答えを言いそうになったりして大変でしたが、解答するのとはまた違った面白さがありました

 

JOEさん
「『話題を当てよう』では、少ないヒントで自分の知識と照らし合わせて答えを導きだしていく過程がクイズを解いているような感覚で楽しかったです。たまに、問題を出す側もやってみたいと考えています

 

MOGUさん、JOEさん、ご協力ありがとうございました。取り上げるテーマは、指定された回答者(参加メンバーのうち、1度の問題につき2、3名)が答えられそうなものや興味のありそうな分野から選ぶように心掛け、誰もが楽しんで話題に入れるように取り組んでいます♪

ドラマセラピーが”開演”されるのは毎週水曜日。週の真ん中での中だるみから来るしんどさも吹き飛ばすかのような、メンバーのみなさんの好演が、これからも楽しみです♪

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生田川でお花見!

皆さま、こんにちは、スタッフの内田です。

春、あたたかな日差しが嬉しい季節となりましたね。強い紫外線が気になる季節でもありますが・・・なんといっても、春は桜の季節
咲き始めの桜あるいは満開の桜に送られながら、入学、進学、就職…新たなスタートを切った方もおられるでしょう。
さて、その桜の季節で外せないのが「お花見」ですよね(*´v`*)
JOTでも、先日お花見に行ってまいりましたので、その様子をご紹介させていただきます。

JOTでお花見が開かれるのは、今年で3回目になるのですが、今年は、これまでと違って、お花見の準備をする段階から、何人かのメンバーさんに加わっていただくことにしました
「就職した先で新入社員としてお花見の準備を任された設定」というわけです。

立候補してくださったメンバーさんたちは、限られた時間の中で打ち合わせを行い、みんなで楽しめるようにとアイデアを出し合い、工夫を凝らしてくださいました。
当日は、とにかく寒すぎないかと、それが心配でしたが、どっこい晴天に恵まれ、少々風は強かったものの、暑すぎるくらいのいいお天気になりました!
場所は、生田川沿いの一角。青空に桜が映え、とても気持ちの良い景色でした。
さて、お花見の中身ですが…飲食はもちろん、目玉は、シャッフル川柳」「生演奏」♪

「シャッフル川柳」は、前もって、メンバーさん全員とスタッフに3枚の用紙それぞれに5文字・7文字・5文字の言葉を書いていただき、それを混ぜてつなぎ合わせると、世にも不思議な「一句」が出来上がるというものです。
その偶然から生まれた素敵なシャッフル川柳を、いくつか披露させていただきますと…

「風薫る つぎへつぎへと さくらもち」(ん???)

「さくらより ドラマセラピー たのしいな」(なるほど!)

「春光り 桃色桜 生田川」(お見事☆)

 

もうひとつの目玉、生演奏は、なんとディジュリドゥ(オーストラリアの先住民アボリジニの伝統的な楽器)とジャンベ(西アフリカ起源の太鼓)のコラボです。
メンバーさんが目の前でそれぞれの楽器を奏でてくださり、途中から素敵な踊りを披露してくださったメンバーさんもいらっしゃり、お花見の盛り上がりも最高潮♪☆ヽ(≧▽≦)/☆♪

 

お花見の翌日のプログラム「グループワーク」では、今後のお花見やイベントについてのアンケートを実施。JOTでのイベントをより充実したものにしていくため、スタッフも加わって、今回のお花見で感じたことやお花見以外のイベントについての意見を出し合いました。そして、それぞれのグループごとに発表し、今年のお花見も幕を閉じたのでした(*´v`*)

季節は春から初夏へ、元号も平成から令和へ…皆さまにハッピーな毎日が訪れますように♪最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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入所1年を振り返って

こんにちは。
メンバー2期生のミチニスタ∞です。
今回、JOT入所1年を振り返ってみました。

入所前の私は障害によって先が見えなくなっていました
そんな時に、弟に就労移行支援のことを教えてもらいJOTのことを知りました。
見学に来て、先が見えなかったですが所長と清水さんと話して暖かい言葉をもらい少しホッといました。そして3日間体験をさせていただきメンバーの皆さんにはとても良くしていただきました。入所の決め手は、卒業生のTAKEさんの熱い声掛けと清水さんの「ミチニスタ∞さんは絶対に来てくださると信じてます。」と言う熱い言葉でした

入って間もないころは人見知りしていましたが、1か月たつ頃には前からいるような感じで馴染んでいました。目指してる仕事がなくパソコンの練習をしていました。スタッフと面談を重ねるうちに介護業界に進みたいと思い、まずはレクリエーション介護士2級の資格を取るために資料を取り寄せ資格勉強をし始めましたが何十年ぶりの勉強だったので大変でした。あまり本を読む習慣がなく、すぐに頭がいっぱいになり集中力がなくなりましたが、何とか集中力が上がるように工夫しました。頑張った結果3~4か月で資格取得しました

資格勉強と並行しながら疾病理解のプレゼン準備中、WAIS検査を受けました。結果新しい障害があることを知りました。
去年の11月から介護職員初任者研修を受講し始めました。

1年を振り返って気持ちが落ちることはありましたがちょっとずつ衝動性に向き合って落ちついてきました

私はJOTに出会えて、入所出来て良かったと思います。

 

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初めまして~JOTに決めたワケ~

初めまして、メンバー4期生のウササンです。

私は昔からいわゆる神経質・内向的な人間で、生まれてから生きづらさ・モヤモヤを感じていましたが、明確な鬱の症状を自覚してからは10年になります。診断名は「気分変調症(慢性の鬱状態)」「全般性不安障害」です。ずっと気分の重さの正体が分からず、大学で鬱の症状が学業に支障を及ぼし始めたとき、初めて鬱を「自分の本来の能力を邪魔するもの=ハンディキャップ」と認識するようになりました。

症状としては入眠困難や身の回りのことをするのが億劫になったり(今もご飯を食べたり手で箸を持つこと自体を面倒くさいと感じたりします)、元々冗談が好きなのに、頭の回転が遅く気分が沈んでいるせいで喋るのも嫌になり、望んでいるわけではないのに無表情になったりしていて、自分の能力を買ってくれている大学の同期にも申し訳ないという思いがずっとありました。また集中力、作業の能率も下がっていたように思います。何より、否定的な思考に囚われて時間を浪費している状態はつらくて耐えがたいことです。「このまま生き続けても困難が続くだけだし、ずっとこの重い気分を背負わないといけない。生きている限り楽になることはない」と思い続けていました。

障害の判定を重荷と感じる方も当然いらっしゃると思いますが、鬱を障害と認識してからは「これまで感じてきたモヤモヤや落ち込みは病気であって、私の性格や人格とは別に存在するんだ。本来の自分を鬱が乗っ取って操っているだけなんだ」と、切り離して考えるようになりました。

大学卒業後は(鬱の影響で意欲が出ないせいもあって)就活を避けていましたが、「そもそも私の今の状態では就職活動ができないか、就職できても鬱が悪化してすぐ辞めてしまうのでは?」と思っていました。「鬱 就活」で調べても、就活に伴う鬱状態や、「鬱で仕事を辞めた」というケースがほとんどで、「青年期から鬱を発症している人が就活する方法」は全く出てきませんでした。そのため「もともと鬱だった人間は社会から必要とされていないんじゃないか」と考えてしまい、ふさぎ込みました。

しかし、鬱病は「障害」の一つであることを思い出し、「障害者 就職」で検索すると、就労移行支援サービスという方法が出てきました。ハローワークの方や障害者就労推進センター(しごとサポート)の方に相談し、通える距離にある就労移行支援に片っ端から相談・見学を申し込みました。比較検討した結果、立地や日当たり、空間のデザインやアロマの香り漂う中の明るい雰囲気で「ここなら毎日通えるかもしれない」と思ったのと、メディカルヨガやアロマ(私に効くかは分かりませんでしたが)、ACTなど、就職後の定着のためのストレス耐性に特化したプログラムによってJOTに決めました

決めた当時は「既卒枠でいるうちに早く就職しないと」という焦りがありましたが、何度目かの相談時にスタッフの方が「今まで背負ってきた重荷や期待を全部下ろして、急がば回れという感じで(就労に向けて)ゆっくり行きましょう」と仰っていたのを聞いて、「付け焼き刃のビジネスマナーや面接対策をしても、鬱を放置したままだと安定した就労はできない。まずはここで時間を取って自分と向き合い、回復を目指そう」と決意しました

入所を決めた直後は「もう一人で闘わなくてもいいんだ」と解放的な気持ちになりました。疾病からの回復と就労後の定着をサポートしてくださるスタッフさん、それぞれ全く異なる背景と障害を抱えながらも就労を目指すメンバーの方々という仲間ができたことは心強く思えました。

現在は体力的にも精神的にも週5日家を出て通うのがやっとで、何かを遂行する意欲はなかなか湧いてきませんが、親切なメンバーの皆さんとやり取りをしながら障害に関する本を読んだり、やりたかった絵の勉強をしたりしています。このまま完全にとはいかなくても、長い間鬱の陰に隠れていた「本当の自分」を取り戻すことができればと思います

(20代)

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管理者兼務のごあいさつ ~唯一無二の場力(ばちから)をもつJOTを目指して~

これまでの2年間、JOTのサービス管理責任者としてメンバーの皆さんの「就労に向けたプラン」(個別支援計画)を作成して参りました。最終ゴールは“就職”という同じ2文字でも、それぞれの方が目指す就職の形は異なり、当然そこに辿りつくまでの道程も一人一人異なります。サービス管理責任者の仕事の面白さは、その人に一番合った「歩み方」を、ご本人と一緒に考え、創っていくことにあります。云わば、世界に一つの、その人のためだけの就労+人生のマップ作り

背負い過ぎている荷物を少し軽くして・・・
 ここは断崖急登だから焦らずに・・・
 小さな上り下りが続くダラダラ道だけど気を引き締めて・・・
 おっ!調子が上がってきましたね!
 よし、今が頑張りどころ、ラストスパート!

そんなふうに、メンバーの方々と二人三脚しながら3カ月に一度、プランを作ってきたわけですが・・・
4月からは、この役割に加えて、管理者としての任務をいただくこととなりました。

サービス管理責任者が「メンバー一人一人」を見つめる存在であるとすれば、 管理者というのは「事業所としての在り方・存在意義」を常に問うていく存在。
これからは「虫の目」と「鳥の目」を兼ね備えることが求められると認識しています。

今回の管理者兼務を機に、あらためてどのような事業所を目指していきたいか?私なりにじっくりと考えてみました。

そしてその答えは・・・
PCスキルやコミュニケーション能力といったものだけではなく、長く安定して働いていくことを支える土台が自然と身につくような事業所でありたい、というものでした。

でも…長く安定して働いていくことを支える土台、と言ってもなかなかピンとこないですよね。

アドラーの唱えた『共同体感覚』のようなものをイメージしていただけたら伝わるでしょうか?
(私は決してアドラー信奉者ではありませんが💦)

 *共同体感覚
 人は何らかの共同体(家族、学校、会社、友人、地域、国など)に属さず生きるのは難しい。とすれば、「全体の一部である自分」を(好む好まざるに関わらず)認識し、共同体と自分との関係性について考えることは生きる上で不可欠な問題といえる。共同体において何らかの役割・責務を認識し、それを果たそうと努力することによって自己肯定感は育まれ結果的に精神的な安定が得られるという考え方。

あるいは、人生の意味は与えられるのではなく、(人生からの様々な問いかけに対して)自分自身が常に答えを与え続けていく中でこそ見つけ得るとしたV・フランクルの理論もまたヒントになるかもしれません。

この感覚や意識は、どんな職種・職場であれ、皆さんが長く安定して“やり甲斐を”感じながら働き続けていくための強固な土台になると思います。(たとえば「働く喜び」に関しては、それは他者から与えられるものではなく、自らが「働く喜びとは?」という問いかけに答え続けていくことである、という意識。また会社から何かを得ることのみを求めるのではなく、自分の役割や責務を認識しそれを果たすことに喜びを感じるという感覚。)

2年間JOTに通っていただく中で皆さんの中にそのような意識・感覚=「長く働くための土台」が日々自然と身につくような事業所でありたいと願います。

そんな≪唯一無二の場力(ばちから)≫を持つ事業所となりたい―――。

今回の管理職兼務を機にそのような夢を胸中で新たにしました。

そのためには、私自身がもっと研鑽していかねばと気持ちを引き締めて迎える2019年4月1日です。
個性豊かで魅力的なメンバーの皆さんに負けてはいられません。
老体ではありますが私も日々成長できるように頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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