2018.10.24

祝!就職第1号

清水

こんにちは。スタッフの清水です。

昨年4月に開所し1年半、
大切に大切に育ててきた芽が伸び、輝く葉の間に美しい花が開いた夏。
そしてこの秋、大きな実を実らせてくれました。

JOT就職者1号、のぞみさん。
ご就職おめでとうございます。

■就職の決め手となったスキル

これまで主に接客業で働いてこられたのぞみさんが、今回、企業の要・経理課へ正社員として採用されました。1年半前の入所時にはのぞみさんご自身「経理課で働く自分」はきっと思い描いてはおられなかったのはないでしょうか。

礼儀正しく人当たり良く、常に周囲への気遣いに長ける上に外見も美しいのぞみさんは、まさに接客業にピッタリの方で、我々もやはりその路線での就職を当初から描いておりました。しかし訓練を重ねる上で、そういった一見してわかる長所だけではない、彼女の強みが現れてきました。

それは数字や文字の≪チェック能力≫が抜きん出ていること
他の人では見過ごしてしまうような小さな“差異”も彼女の目は逃しません

これは、「超がつく真面目な気質」(パーソナリティ)×「超がつく集中力」(発達障がいの特性)が生み出した神業スキルだと私は思っています。

このスキルが実習先の企業で光りました。
その実習では当初は福利厚生関係の仕事を体験しておられたのですが、「ちょっと手伝って」と駆り出された経理課の方の目に止まり、「何としても経理課に欲しい人材である」と熱望されて今回の就職に至りました

■自分と向き合い、苦闘し、乗り越えた1年半

のぞみさんはJOT入所直前まで大手スーパーで働いておられたので、生活リズムやビジネスマナー、敬語などの基本的就労スキルは整っていました。けれども安定して働き続けていくための「心の課題」が訓練を通して次第に明らかになっていったのです

その課題とは・・・・

✔低すぎる自己肯定感(自分はダメな人間だ)
✔強すぎる自罰感情(問題が起こるたびに「自分が悪い」と自責する)
✔自分の小さなミスも許せない完璧主義
✔常に0か100かで答えを出そうとする白黒思考

これらは「成育環境」「生来の性格」「発達障がいの特性」など様々な要素が混ざり合って生じたものと推測されます。しかしのぞみさんと私たちスタッフは、原因探しよりも、むしろ「これからどんな風になりたいか」という未来志向でこの問題に向き合うことに決めました

以降、のぞみさんの姿は感動的でした。

♢ Word・Excelは基礎からスタート⇒めきめきスキルアップ
♢ 次々に資格取得にチャレンジ (メディカル・アロマ・セラピスト資格/アロマ検定1級/整理収納アドバイザー/漢字検定3級など)
♢ 自分自身への理解を深めるために独学で心理学も勉強しておられました

まさに努力と根性の日々でした
(資格試験日が近づくと“鬼気迫る殺気”が彼女から無言のうちに発せられていたのをJOT全員が覚えているのではないでしょうか(*^^*))

そんな≪自分との苦闘≫の果てに何が待っていたでしょうか?

のぞみさんは【ありのままの自分】を認められるようになりました

「今の自分自身が一番好き」
・・・・これは努力と苦闘の日々の後だからこそ得られた、とても尊い言葉だと思います。

■贈る言葉

自分自身と向き合い、
自分自身と闘って、
自分自身を大きく成長させた貴女の1年半。
何度も泣いて
でも、そのつど必ず顔を上げ、前を向いて立ち上がった貴女の姿にどれほど感動したことか。
問題から逃げない。
努力と根性で乗り越える美しさを私は貴女から学びました。
貴女を「JOT訓練生第1号」として社会に送り出せることが誇らしくてたまりません。
心身に留意して、長く安定して働き続けていかれますように―――。
就職後もしっかり定着支援させていただきますので、これからもよろしくお願いします。

 

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