2019.08.12

対人職にこだわる理由 ①

JOE

こんにちは、ご無沙汰しております。メンバー二期のJOEです。

今回のテーマとしては、「私がこの職種にこだわる理由」です。
今回は長くなると思いますので、何部構成になるのやら…

以前のブログで何度かお話ししているのですが、私は“接客業”、もう少し広くすると“人と多く関わる仕事がしたい”ということで、幼稚園・図書館・ホームセンターなどの実習に行き、対人職に就くための方法を模索しています。

では、なぜこのテーマが選ばれたのか、もう話しているじゃないか、とお思いの方もいらっしゃると思いますので、これを書く上でお話ししておかなければいけない内容が3点あります。

①高次脳機能障害の特性として、遂行機能障害、注意障害を持っている。
②上記の特性を何とかしようと相談もできず、一人で抱え込んでしまう癖があった。
③障がい者枠ではないが、一般雇用で接客業中心に経験して3社、長続きしなかった経験がある。

まず、①についてお話しすると、私は大学生の時の交通事故で高次脳機能障害という障がいを負っており、その特性として遂行機能障害(段取りを立てるのが苦手など…)、注意障害(同じクオリティで長時間作業をするのが苦手、気が散りやすい、マルチタスクの作業が苦手など)、などがあります。

次に②について、こちらは今になって思えば、自身の障がい理解が足りなかったなぁ、と感じます。例えば、この“ミス”や“出来ない自分”に対して、気を付けておけば防ぐことのできる“気持ちでなんとか出来る”の部分なのか、障がい(病気)が原因で自分1人では気を付けていても防ぎようのない“気持ちだけではどうしようもできない”部分なのか、以前の私はこの区別が出来ておらず、“自分がより一層気を付けたら何とかなる”と頑(かたく)なに一人で抱えていました。③にも続く内容ではあるのですが、障がい理解などで自分1人ではどうしてもできない部分を分かっているかどうかで、周りを頼らないと出来ないことだって私も自覚でき、自身のストレスコントロールにも、影響が出てきました。

最後に、③について、こちらは②とも関連しているのですが、雇ってくださった企業の人事や店長には障がいのことを伝えていても、私自身の障がい理解が足りないから相手も詳しく分からない、恐らく出来るだろう、と仕事を与えられても思った以上に出来ない自分に腹が立つ、上司に申し訳なくなる、気持ちや努力でなんとかしようとする、という負のループを繰り返しました。

今回は、このお話に入る上で、という前提の部分を書きました。

長々とお付き合いいただきありがとうございます。

次回は、こういう思いをしたにも関わらず、なぜこの職種?の部分を書いていきたいと思います。(続きはこちら

 

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