2020.03.13

入所一年を振り返って

ウササン

お久しぶりです。JOTサポート神戸訓練生のウササンです。

今回のブログでは、入所してからの一年を振り返ってみたいと思います。最近入られた方から「先輩」「一年以上おられる方」等と言われると、穴があったら入りたいくらいに「この一年間何もしていない」という思いが強いのですが、実際は色々と変化があったようです。

・日常生活
当初の通所の目的の一つは「生活習慣の改善」でした。JOTに来るまでは布団に縛りつけられたようにぼーっと午後まで寝てしまうことが多かったのですが、薬を変えたり、通所の時間を調整したりすることで最近は毎日通所できるようになりました。ただ、一年経ったにも関わらず布団との癒着は完全に解決できていないので、今後の課題となります。

また、お昼の時間にメンバーさんと談笑しながら食事をとることや、グループワーク、ドラマセラピーといったグループでのプログラムに楽しく参加することも当初の自分ではありえないような変化です。心に余裕ができてきたのか、そういったことに積極的に参加できたり、新しいメンバーさんともお話ができたりするようになってきました。

・自己理解
入所して一年経ったメンバーは、実習やこれからの就職活動のための「自分取扱説明書」を書くことを勧められるのですが、そちらも早めに完成させることができました。随時手直しをしていきたいと思います。

最近では、インフォメーションというプログラムの時間に「疾病理解」ということで、自分のうつ病についてプレゼンテーションを行い、メンバーさんに幅広い疾患について理解してもらうために分かりやすく説明できるよう努めました。

また、主体性プログラムの時間を使って、これまでの経験やその意味について消化するためにエッセイ漫画を実験的に描いてみました。2巻分発行することができましたが、未だ自己受容に至るには難しいような気がして、道半ばという感じです。

このように、一年間で出来るようになったことは色々とありますが、最近は厳しい寒さもあって、鬱の力に負けそうになることが多くあります。険しい道のりのように思えますが、就職に向けて今後も進んでいきたいと思います。

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神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です☆
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