はじめまして。
2021年1月よりJOTサポート神戸で勤務させていただいておりますスタッフの室井です。
姉妹事業所の就労継続支援B型事業所JOTワークラボ神戸より転勤でやって参りました。
1月4日仕事始め。私にとってJOTサポート神戸での初めての日。メンバーの皆さんが暖かく迎えてくださり、寒さと緊張でカチコチになっていた私の不安や緊張がほぐれ、安心できる我が家に帰ってきたような気持ちになりました。
私は以前、福祉とは異なる分野、人を育てる「学校」という場所で長い間働いていました。たくさんの方々と入学前から卒業(卒業に至らないケースも)までの時間をともにするなかで「あたりまえに暮らすことの意味」について、ずっと考えていました。
また、長年、働いていた学校を飛び出しての福祉職デビューの場は、若年性認知症支援センター。65歳未満で認知症を発症された方、そのご家族、職場の方、支援者の方々と接するなかで「就労」、「暮らし」の問題に直面することが多く、ここでも「あたりまえの暮らしとは何か」、「働くこととは何か」、「人生とは何か」を考えることとなりました。
そして、コロナ禍でこれまでの生活があたりまえでなくなった今、また「あたりまえの暮らしとは何か」を考えています。まだ答えは見つかっていませんが、一人ひとりが「自らこうありたい」、「こう暮らしたい」と思い、そのように暮らすこと、自分らしく生きていくことが「あたりまえの暮らし」ではないでしょうか。
JOTサポート神戸のテーマである「あなたはあなたのままでいい」という言葉。枠に当てはめるような風潮のある現代社会でこのように生きることは簡単ではないかもしれません。ですが、私たちは自分の人生を生きています。JOTサポート神戸は、自分らしく生きていくことができるようになる、安心できる場所だと思います。そのような場所を作られているメンバーさん、そしてスタッフと同じ空間で過ごすことができることに喜びを感じています。
福祉職としての経験は浅く、資格を寝かせてしまっていた私ですが、皆さんから生きていくうえで大切なことを学ばせていただきたいと思います。私からもこれまで様々な出来事を乗り越えてきた経験からお伝えすることができればと思っています。
いろいろお話しましょう。一緒にこれからの人生をつくっていきましょう。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
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