初めまして。2023年3月に入所しました、天然ゴムサーモンと申します。

 

今回はこのブログを通して、私がJOTサポート神戸に通所するまで、そして現在の状況についてお話ししたいと思います。稚拙な文で読みにくい部分もあるかとは思いますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

入所前はコミュニケーションが苦手で周囲に馴染めず辛い思いをすることが多く、心も擦り切れまくって、何に対しても希望が持てない…そんな心理状態でした。その後は心療内科に通い、ASD（自閉症スペクトラム）と診断されました。

 

JOTサポート神戸は主治医のすすめで知ったのですが、不安が大きく正直乗り気ではなかったです。「どうせ変わらないけど…でもこのままじゃダメだ」という気持ちで渋々見学に行きました。しかし実際に見学に行くとその考えは覆されました。

 

まずメンバーさんやスタッフさん達が歓迎ムードで迎えてくれたことや、雰囲気や居心地の良さ、一味違うJOTのプログラムの説明を聞いて惹かれたこと、そして思っていた以上に障害への理解があり、『ここでなら自分は良い方向に変われる』、そう思ったのです。その後体験入所を経て、改めて『ここでなら』という気持ちが強くなり、正式に入所させていただくことになりました。

 

 

入所して間もない頃、所長の清水さんとの面談で、自分のこれまでの経歴や障害特性について話す機会がありました。他人に知られたくない過去の話などが多かったのですが、話が進むうちに清水さんの人柄の良さや接し方に安心しきったのか、普段なら人に話せないことも全て打ち明けることができました。そのときの私はまるで、犬がお腹を見せて寝転ぶような感覚だったと思います。

 

そしてその後、清水さんから『これからこの事業所で新しい自分を見つけていきましょう！』と言っていただいたときは、説得力というか本当にそれができるように感じました。それが、このJOTサポート神戸に不安なく通えるようになったきっかけでした

 

 

では、入所して3ヶ月経った私の変化についてお話しさせていただきます。

 

①体調管理ができるようになり、朝起きられるようになったことと疲れやすい体質が改善されたこと。元々体力がない上に睡眠も浅く、毎日のように疲労を感じていましたが、そのことをスタッフの方々に相談すると、克服するための習慣や課題、目標を提示してくれました。今では規則正しい生活を送ることが苦ではなくなったので本当に感謝です。

 

②集団作業の苦手意識が薄くなったこと。JOTのプログラムは、グループワークも多いです。最初は苦手意識が強く、極力参加したくなかったのですが、数を重ねるうちにグループでの取り組みに苦手意識は殆どなくなりました。自分の中ではこれが大きな変化だと思います。

 

③自己嫌悪に陥ることが少なくなり、自分を見つめ直せるようになったこと。以前は自分を他人と比較して辛くなったり、少しでもミスをすると自分を責めてしまったり、マイナス思考から抜け出せず注意力が散漫になりまた違うミスをして…の繰り返しでしたが、今ではそれが減りました。

 

 

3ヶ月でここまで大きく変われたのは自分でもびっくりです。克服した部分もありますが、コミュニケーション面ではまだ不安もあります。それでも3ヶ月で変われた事が多いので、コミュニケーションへの不安もいずれ克服できると思います。

 

JOTでは社会に出る前に絶対に知るべき知識、心身を整える方法や、主体性・社会性を磨く取り組み、他にも様々な質の高いプログラムを施してくれます。その中で過ごすことで、卒業する頃には理想以上の自分になっていると、自信を持ってそう思えます。

 

長々と書いてしまいましたが、ここで終わりにしたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

（20代・男性）

 

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