こんにちは、こんばんは、カジカです。
私事ではございますが、このたび就職が決まり、JOTを卒業する運びとなりました。これも他ならぬJOTのスタッフの皆さまが尽力してくださったお陰です。本当にありがとうございます。
今回は最後のブログということで、JOTサポート神戸で過ごした2年間での自身の変化について綴らせていただきます。少しばかり長くはなりますが、どうぞお付き合いくださいませ。
私は、仕事や人間関係でなんやかんや(過去ブログ参照)あり、2年前の4月1日、JOTサポート神戸に入所しました。
入所から数か月間は、「また働けるようになりたい」という気持ちだけで、「どんな自分になりたい」だとか「こういう仕事に就きたい」だとか、具体的な考えは持ち合わせていませんでした。ですが、JOTで様々な経験を積んでいくうちに、「自分にできることで誰かの役に立ちたい」と考えるようになっていきました。
入所以前の私は、転職の度に「やってみたい」という興味だけで仕事を選んでおり、「自分は何が得意なのか、何が苦手なのか」をしっかりと理解できていなかったように思います。好奇心で飛び込むことも大切ではありますが、自分自身を理解していないまま飛び込むのはただ無謀なだけ、そりゃ失敗するわなと、JOT生活の中でようやく気付くことができました。
また、入所からしばらくは社交不安で緊張や視線恐怖が強く、朝礼終礼当番などで人前に立つことやプログラム内で発言することもできませんでした。ですが、先輩メンバーさんで同じような不安のある方にお話を伺ったり、スタッフの方々にアドバイスやフィードバックをいただくうちに少しずつ挑戦することが増え、「挑戦できた!」という積み重ねにより自己肯定感を高めていくことができました。そうすると、おのずと人前に出ることも積極的な発言もできるようになっていき、今ではスタッフさんのボケに対するノリツッコミもお手の物であると自負しております。
JOTのお陰で、本来の自分を見つけられたように感じました。
そうして月日が経ち、先輩方も次々にご卒業・ご就職されていく中で、当たり前ではありますが、自分自身も先輩という立場になっていきました。
「先輩方のようになれなくても、自分にできることで先輩方が作り上げてきたJOTに貢献したい」と考えることが増え、その一環でブログ部のメンバー募集にも立候補しました。
また、『我々訓練生はJOTサポート神戸の顔である』という責任感と言いますか、それ以前に『先輩である』という使命感と言いますか、それまで以上に他メンバーさんとの日々のコミュニケーションを大切にしようと強く意識するようになりました。
ちなみにここだけの話、私との会話で皆さんが笑顔を見せてくださることが心底嬉しく、私自身、皆さんとのコミュニケーションによって支えられてきたことが山ほどありました。それにより、自分の得意なことに自信が持てましたし、やりたいことが見つけられ、就職にも繋がったと感じています。本当にありがとうございます。
様々なプログラムや外部での実習、そしてブログ部活動といったJOTでのすべての経験は、私の宝物です。おそらく人生で一番と言っても過言ではありません。そのくらいJOTでの生活は、私の価値観を豊かなものにしてくれました。
困ったときは抱え込まず誰かに相談し、ときには頼ったっていいということ。しんどいときやつらいとき、自分自身を一番理解して、助けてあげられるのは自分自身だということ。JOTに通わなければ、こんな当たり前のことにも気付けないままでした。
4月から、数年ぶりの社会人生活が始まります。
未経験の職種ということもあり、正直なところ不安な気持ちが大きいですが、以前までの無謀な私とは明らかに違います。
これからはJOTで過ごした2年間に自信を持ち、色々なことに飛び込んでいこうと思います。
長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました^^
最後に、JOTサポート神戸のスタッフ・メンバーの皆さん、
今まで本当にありがとうございました!
皆さんに幸あれ!!🍀
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