2024.10.09

お初にお目にかかります。

シヤン

まずは本記事を見に来て下さりありがとうございます。初めまして、4月に入所したシヤンと申します。今回は、私がJOTに入所するきっかけと今何をしているかをお話ししたいと思います。

 

何故私がJOTに入所した理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、「過去のバイトでの失敗経験から来る働くことへの恐怖心」です。私は大学生の頃に一度バイト経験がありました。そこで私はミスをしてしまい、上司からこっぴどく怒られ、「早くしろ」や「遅い」といった高圧的な物言いをされ、涙ながらに働いていたことを今でも覚えています。この話をするときはいつも泣きそうになってしまうほど、根強いトラウマとなっています。(実際、この記事を書く際にも泣きそうになっていました。)それにより働くことへの恐怖心がとても強くなってしまい、働くことが難しい心境となってしまいました。

 

2つ目は、「社会というものに対してあまりにも無知であること」です。1つ目とも繋がるのですが、バイトでミスをした原因には社会への無知が含まれており、この部分を改善しないことには、長く働くなんてもってのほかだと思っています。私は「軽度のADHD」と「もっと軽度のASD」を患っており、軽度ではありますが集中力と注意力が低く、常識だとされていることでさえ、私は知らないということが多くあります。

 

この2点から、今から就職したとしても働き続けることは出来ないのではないかと考えて、学校のキャリアセンターやハローワークと相談していました。そこで就労移行支援の存在を教えてもらい、「発達障害に特化した施設が良い」というアドバイスもいただき、そこでおすすめしていただいた事業所の中にあったのが「JOTサポート神戸」でした。

 

3つの事業所へ見学・体験に伺いましたが、私はJOTサポート神戸が作りだしている暖かい雰囲気一人一人丁寧にサポートしてくれるというところが私に合っているのでは思い、入所に至りました。

 

現在は、まだまだ途中ではありますが、社会とはどのようなものか、どのようにすれば長く働いていけるか、社会で必要な礼儀作法などを学んでいます。社会への恐怖心は完全に消えたわけではありませんが、まだまだ私は訓練の途中であり、今すぐに克服する必要はないと考えています。それよりも今は「社会への知識」を増やすことに重点を置いています。

実際、些細な場面ではありますが、友達と遊ぶ際にJOTのプログラムで得た知識を活かして動くことが出来て、成長を実感したことがありました。

 

私は、過去のトラウマと己の無知さでまともに働くことが難しい状態でしたが、今はまだ道半ばながら少しずつ働くための心身を作っていくことが出来ています。「恐怖のせいでなかなか動けないことは無理のないことですが、それでも勇気を出してまずは動いてみることが大事」だと今私は思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。またお会い出来ると嬉しいです。

 

(20代・男性)

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神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です✨
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