皆様、お久しぶりです。訓練生のアスと申します。

私事では御座いますがこの度、就職が決まりJOTを卒業する事となりました。

 

私にとってJOT生活はあっという間に過ぎ去ってしまったと感じています。また、支援員さんから沢山の手厚いサポートや訓練生の方々の応援・暖かい励ましの言葉があったからこそやり遂げる事が出来たと感謝の気持ちで一杯です。

 

私は、高校の新卒で一度就職をしましたが人間関係の困難さや仕事内容が自分と合わず体調を崩してしまい、1年を持たずして退職してしまいました。その後、母親と数々の事業所を見学し、JOTに入所致しました。

 

入所したての頃の私は、上手く行かなかった就労経験を通して、他者との会話の苦手意識や失敗に対する不安をとても強く感じておりました。

そんな私はまず、支援員さんからの提案もあり「訓練生の方々との雑談」や「グループワークでの意見交換」に取り組み、コミュニケーションのスキルの向上を行いました。

 

最初は、不安もあり自分から雑談の輪に入る事や、会話も緊張から途切れてしまい上手くいかず沢山の悔しい思いをしてきました。ですが、今は卒業された当時の訓練生の先輩方が雑談の輪に入れてくれた事や、会話が途切れてしまっても優しく笑顔でお話を聞いてくれた事でJOTの方々の暖かさを感じ「私の事を受け入れてくれる」と安心して、少しずつですが勇気をだして自分から雑談の輪に入る事や発言を努力するようになり、現在では色々な方と楽しく会話を行えるほど苦手意識というものが軽くなりました。

 

また、失敗に対する不安では、終礼当番でのスピーチや様々なプログラムや企業実習を通して「もし、上手く出来なかったら」と不安に感じる事に挑戦し、自分が想像していたよりも上手く出来たと成長体験を積むだけでなく、失敗して酷く落ち込んでしまっても卒業生や現在の訓練生の方々が「大丈夫、次があるよ」・「JOTは失敗してもいい場所」等と励ましてくれた事や支援員さんに相談した際にアドバイスをして下さった事。そんな沢山の方々の支えがあり、自分が感じていた不安と上手く向き合える様にもなりました。

 

この様な経験が無ければ私は、自分の苦手や不安に向き合い成長出来る機会がなかったと感じ、JOTという居場所に出会えた事にとても嬉しさや感謝を感じています。

私を支えて下さった支援員さん・卒業生含め訓練生の皆さん、今まで有難う御座いました。

 

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