2021.10.04

就職・卒業のご報告

寝子

お久しぶりです。寝子です。

この度、奇跡的に就職が決まりまして卒業します。

障がい児童福祉のサービス事業所に就職が決まりました。

奇跡的に、というのは主観的感想です。就職は大きな目標でしたが、同時に頭痛の種でした。

私は入所する以前から、就職という言葉を頭に浮かべる度に、お腹がキリキリと痛み頭痛がするほどの抵抗感を持っていました。会社という組織に属することへの抵抗感です。それは振り返れば、学生生活に適応できなかったことから発生する根強いトラウマのようなものでした。このため求人検索どころか職種を絞る前段階で僕の時は止まっていました。信じられないことに1年8か月余りの間、職種すら決められず目標を失い、刻一刻と近付いてくるタイムリミットに焦りと不安が募るばかりでした。

ただ、その間何もしていなかったわけではなく、障害理解からの自己理解、パソコンスキルの習得、3回のプレゼン、業務委託、新聞部活動、様々なプログラムでの訓練をしておりました。訓練自体はとても楽しく主体的に取り組めました。

ただ就職活動が精神的な落ち込みを招き、不眠からの不調を引き起こしていたのです。

どうして就職できたのでしょうか。

それはひとえにスタッフの皆さんによるご尽力のおかげです。

JOTでは障害支援のサービスの一つに相談支援があります。スタッフさんと自らの課題に一緒に取り組み、乗り越えるためにどうすればいいのかを話し合う支援サービスです。それもちゃんと私らしさを考慮しつつ、無理のない範囲で温かく見守られながら行われるスタンスに、安心感さえ覚えていました。私はそれに幾度となく助けられました。信頼するスタッフさんからの的確なアドバイスと見方を変えるための材料をいただける、この相談支援という問題解決のための対話に興味と魅力を感じていきました。これが興味の無かった福祉に目を向けるきっかけになりました。相談支援がなければ福祉の仕事に就いてはいなかったと断言できます。

その後、介護初任者研修を明石の学校で受講したことも福祉の仕事に就きたいと思う動機になりました。もちろん清水さんのご紹介で見学・実習に行かせていただいた、就職先のご利用者様方や職員の皆さまとの出会いも、就職に関する不安を和らげるものとなりました。

それが僅か3か月で就職に繋がりました。ご尽力いただいた皆様に感謝しかありません。

また、私にとってはとても長い2年という歳月を、何の人間関係トラブルもなく継続することができたのは、メンバーの皆さんの温かさや真摯な姿勢のおかげだと思ってます。この2年間めちゃくちゃ楽しかったです、できることならみんなとずっと居たかった…でもちゃんと前に進みます

寂しさと一抹の不安から清水さんに「また戻ってきたりして…」と溢したところ、次は支援者として戻っておいでと大変有り難いお言葉をいただいたので、これを胸に日々研鑽を積んで職務を全うしていきます。目指すはまずは実務者研修、そして国家資格の介護福祉士、そしてサービス管理責任者です。

 

2年間本当にお世話になりました。ありがとうございました!!

 

 

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