皆様はじめまして。2024年6月に入所した望(のぞむ)といいます。
JOTに入所した経緯を書いていこうと思います。
私には、ASDとADHDという障害があります。簡単にご説明すると、対人関係に困難がある(ASD)・うっかりミスや時間にルーズ(ADHD)な特性があります。
私の場合は特に、ASDの特性が強く、幼少期から社会的に生きていくことに困難を抱えていました。何が行われているのかさっぱり分からないのに加え、高校生くらいまでは、自分の興味の範囲が極端に狭く、それらしか目に映っていませんでした。
小学生の頃の話が顕著です。廊下の水槽の中で泳いでいるグッピーと、絵本、それから音楽室で出会ったピアノ…これらが私の世界のすべてでした。その他のあらゆるものがわかりませんでした。宿題の概念もわからず、提出したことがないですし、時々たくさん学校がない日があるのはなぜ?とクラスメイトに尋ねては、それは夏休みだと教えてもらい、まあ、良く?言えば天然(悪くはあえて言いません笑)な日々を過ごしていました。
それでも、物好きな転校生(恩人)に手を引っ張ってもらうなどして、小学校を、その後もありがたいことに恩人に時々出会い、運だけで大学まで卒業することができました。
…が!ある時あらゆるツケがどっと回ってきて、全てが怖くなってしまいました。
人生 おしまい
みたいな検索ワードをいつも調べてしまうようになりました。
しかしそんな私にも転機が訪れました。支援所で渡されたパンフレットの中に偶然JOTのプログラム表が挟まっていました。妹が背中を押してくれ、翌日には見学申し込みをしました。見学の際、扉を開いた時のあたたかい風と、アロマの香りで私はもうJOTに興味を惹かれていました。訓練生の皆様もとても優しくしてくださいました。
見学や体験を通して、JOTのイメージを清水さんにお伝えすると、涙を流されました。あたたかくて、きれいな方だと思いました。そして、清水さんが会話の中で【ご縁】と仰いました。私も人と人の間にご縁はあると常々感じていましたので、そのお言葉を聞いた時、まさにご縁だと思いました。清水さんのお人柄に惚れ、この方を信じてみたいと思い、入所させて頂く運びとなりました。自分が通っているイメージが想像できたのも大きいです。
入所してからは、今までのようにやり過ごすのはやめて、あえて苦手なことをやろうと、たくさん訓練生の方に話しかけさせて頂きました。その成果か、挨拶も出来ない状態から、今ではコミュニケーションも気負わずにできるようになりました。また、人のいいところを真似して習得しよう!と考え、先輩方の模倣をしました。朱に交われば赤くなる、という言葉がありますが、まさにそれで。いい環境に身を置くと、日々成長していく実感があります。
皆様に助けられながら、失った時を取り戻すかのように日々を過ごせています。
近頃は、昔から興味のあった新聞部をJOTで立ち上げる事ができ、それに取り組んでいます。
これからも訓練生の一員として、微力ながらJOTに貢献しつつ頑張っていきたいです。JOTに出会えてよかったと心の底から感謝しています。それでは、御覧くださりありがとうございました。再见!
(20代・女性)
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