2018.12.07

JOT卒業…出会えてよかった

かな

メンバー1期生のかなです。
ついに私も、JOTを卒業する時が来ました
先月、企業の面接を受け、4日間の実習を経て内定をいただくことができました

事業所で過ごした日々を振り返ると、改めて“JOTのメンバーさんはコミュニケーション能力が高いなあ”と 強く感じます。JOTでは、ACTやSSTというコミュニケーション・トレーニングやグループワーク等々があり、楽しみながら対人スキルを学ぶことができます。そして何よりも、JOT独特の温かい雰囲気がそうさせるのか、訓練以外の時間はいろんなところで雑談の輪が広がり、自然と毎日がコミュニケーションの訓練になっているのです。私もそんな中で、スキルを磨くことができました。

そう言いながら、実は私が一番好きだった訓練は主体性プログラムでした。各々が自分のために自分で考えた訓練を行う時間。一人黙々と作業に向き合う中、ふと意識を外に向けると、皆さんの気配を感じます。それがとても心地よくて、心がほっこり。そしてまた、作業に集中するのです。

自閉症スペクトラムで“一人が大好き!”な私は、コミュニケーションを必要とするプログラムはとてもエネルギーを要し、精神的に消耗してしまいます。でも不思議なもので、JOTではそれがとても楽しくもあり、できる限り参加したいと思っていました。“楽しい”vs.“苦しい”という相反する感情が同時に存在するため、そのギャップに最初はボロボロになっていましたが、徐々にバランスをとれるようになってきました。コミュニケーションを楽しみつつも、心のSOSサインを無視せず一人の時間を大切にするようにしたのです
心を休ませるために交流を避けているとき、皆さんがそれを受け止め配慮してくださったことに、深く感謝いたします。

私がJOTで得たもの――
それは、“一人が大好き!”だけど、“みんなといると幸せ”という想いです。二つの想いを大切にする術を学べたことで、私は外の世界へ踏み出すことができました。

今、生きている、この瞬間――
JOTと巡り合えたことがまるで奇跡のよう
スタッフの皆さま、メンバーの皆さま、本当にありがとうございました。

 

神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です☆
info@jot-support.com

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA