メンバー2期生のMegです。2019年初回の投稿になります。1回目の投稿から少し体調を崩してしまい、だいぶ間があいてしまいましたが、またこうしてブログを書くことが出来て嬉しく思います。
早速ですが、私は去年の11月26日に神戸で開催された、精神疾患や精神障害について考える「全国精神保健福祉家族大会in兵庫」に参加してきました。
行ってみようと思ったきっかけは、神戸新聞に『精神疾患への理解を深めて神戸で全国大会』の記事を見て、こんなすごい大会が神戸であるんだ、自分の障害を理解するヒントがあるかもしれないと思ったからです。さらに障害者手帳を持っていれば通常参加費3000円かかるところが500円で参加できるとこも魅力でした。
当日、場所はポートピアホテルで行われていました。会議場に入ると席がないくらいのすごい人たちで、年配の方が多いように感じましたが、家族会なので全国の精神障害を持つ親御様が来られているのだろうなと納得できました。
講演の内容はどれも素晴らしいものでした。その中で特に感心したのは、愛知県立大医准教授、山田 浩雅先生が話されていた、「精神疾患を正しく理解するための教育の必要性について」でした。
内容を簡単に説明します。
精神疾患の発症は10代~20代が多いことから早期発見、予防の必要性、社会の偏見をなくす為に子供の頃から精神疾患について学ばせることの重要性。海外では、すでに精神疾患についての授業が何時間にも渡って詳しく行われているのに対し、日本ではありません。
先生は何とか教育現場を変えて行きたいと熱く語られていました。
そして、先生が立ち上げたこの運動を機に平成30年2月から 高校の学習指導要領の改定案が発表され保健の授業に精神疾患が入ることになった(本格実施は平成34年度から)という発表でした。
すごいことだなと感動しました。
これで日本の未来が変わって、私たち(精神障害者)のことをまわりの人たちにもっと正しく理解してもらえて、生きやすい社会になってくれたらいいなと思いました。
最後に、この講演に行って感じたことは、今まで自分の障害のこと、就職のこと自分の事ばかり必死になっていましたが、もっと大きな視野で、精神疾患について考え、社会を変えようと動いている人たちが全国にこんなにもたくさんいるのだと感動しました。
日々生活していると、理解されずに悲しい想いをすることが多々あります。
その中で優しい人や理解しようとしてくれる方に出会うといつも心がじーんと熱くなります。この事業所もそうです。みなさんとても暖かく、居心地のいい場所です、こんな場所がどんどん増えていく社会になったらいいなと思いました。今回参加して勉強になったし、感動がたくさんありました。行って本当によかったなと思いました。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です。
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