皆さん、初めまして。2022年10月に入所した、キノウエと言います。私は現在19歳です。文章を書くのは好きなので、読みやすい文章を目指して書いていこうと思います。
私がJOTサポート神戸に入所するまでのお話です。
17歳の頃、私は定期的に心療内科に通っていました。理由は、慢性的な睡眠障害でした。しかし、それがきっかけとなり、結果的に私は、発達障害とも呼ばれている自閉症スペクトラム障害・注意欠如多動性障害(以下、ASD・ADHD)であると診断されました。
ASD・ADHDとは、生まれつき脳の発達に偏りがあることで、社会的に困難が発生しやすい障害です。例えば、すぐ物を失くしたり、気が散りやすかったり、変なこだわりを持っていたりします。故に私は、小学生の頃からずっと、嫌になるほど大人から叱られてきました。それでもなんとか必死に頑張って、高校を卒業することができました。
しかし、高校を卒業した後、私は途方に暮れていました。なぜなら、就職活動が怖くて怖くて仕方なかったからです。私は3年間、通信高校に通っていたため、ほとんど人と話すことがありませんでした。もちろん、面接を受ける勇気なんて微塵もありませんでした。それでも、なんとか自信をつけるためにとりあえず資格を取ろうと努力しましたが、それも長くは続きませんでした。ADHDである私は、一人で勉強すると他のやりたい事に気が散ってしまい、全く集中できませんでした。就職に対する私のモチベーションは、下がっていく一方でした。結果的に、私は実家に引きこもり、昼夜逆転する生活を続けます。現実から目を背け、延々とベッドに横たわっている毎日でした。
しかし、そんな自堕落な生活は、今となっては改善されました。
母親が、就労移行支援事業所なるものを提案してくれたからです。何もする気がなかった私でしたが、現状を変えたいと強く願っていました。「とりあえず一回行ってみて、しんどいと思ったらすぐに帰ろう。」そんな気持ちで一歩踏み出して、JOTサポート神戸へ体験に行ってみました。体験に来た私を、メンバーの皆さんは暖かく迎え入れてくれました。特に、所長とはとても話が弾みました。最後にお花を頂いたのを覚えています。そして、気がつけば私は、JOTサポート神戸に入所すると決意していました。
JOTサポート神戸に入所してからは、朝に起きる習慣が身に付き、昼夜逆転をすることが無くなりました。そして、勉強をしなければいけない環境があるおかげで、入所して2か月で資格を取得することが出来ました。今はITエンジニアを目指しています。これからもJOTサポート神戸で、就職に向けて努力していきたいです。
長くなりましたが、ブログをご覧いただきありがとうございました。
(10代・男性)
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