どうも、ブログ部のどんぶりです。
JOTでは朝礼と終礼があるのですが、その司会を訓練生が入所順に週替わりで担当しています。
また、その週の最後には週当番が自己開示の練習として軽めのスピーチをすることが慣例となっています。
その週当番に初めて挑むことになった訓練生のお二人、ゴムサーモンさんとペンギン野郎さんに挑んでみた感想を聞いてみました!
それではどうぞ!
- ゴムサーモンさん
いやぁ、ついにこの時が来てしまったか…。そんな思いで圧し潰されそうでした。当番なんて自分に務まるのか…?と。待っている間は本当に死刑宣告された囚人みたいにそわそわしていました。
そして、いざ当番へ…。1週間、いつもより早く通所、ホワイトボードに今日の時間割を書き込み朝礼と終礼をこなしていく。そんな一連の流れ。早起きも人前に立っても話すのも、安定して何かをおこなうのも苦手な僕は、本当にこなせるか不安でした。でも実際にやってみると、それらは杞憂で終わりました!
いやぁ…本当によかった…ε-(´∀`*)ホッ
ただこなしただけでなく、当番をやっていく中で感じたことや学べたことが多くあります。
1.当番になる前の週の金曜日の時、僕はもう心ここにあらずといった様子でした。
しかし、メンバー一人一人の些細な変化すらも見逃さない所長である清水さんは、すぐに僕の様子に気づいて声をかけてくれました。そこで何に悩んでいるのかも見抜かれてしまったので相談してみると、終礼後の忙しいなか練習の時間を設けていただきました。
それだけでも嬉しいのですが、その練習の時になんと!他のメンバーさんやスタッフさんも多くの人が残って練習に付き合ってくれました!もうね、JOTの皆さんの優しさが身に沁みましたね、はい。感極まってその時は泣きそうでしたもん。
2.強い目的意識を持つことで、不安要素は割とどうにかなる。まだ全部とは言い切れませんが、前日に腹をくくって『絶対に遅れずに当番の仕事をやり遂げる!』という意識で臨み、無事…それが達成できました。
3.案ずるより産むが易しということわざがありますが、今回まさにそれを改めて実感し、学べたいい機会でした。
不安過剰にならず、新しい取り組みを前に堂々と構えておく…まではまだまだですが、週当番を通して、少し自信がついた気がします。
- ペンギン野郎さん
週当番の順番が回ってくることを突然清水さんから知らされた時、そろそろ自分の順番が回ってくるとは知りながらも何故か他人事のように思っていた私は驚き戸惑いました。
突然のことに不安を隠せず、いつも見ていたはずの当番の仕事内容をこなす事がとても難しいことに思えたのです。
当番初日は何も考える余裕も無く、自分の覚えていた当番のやり方が間違った方法のように思えて、誰かに確認してもらわなければ堪えられない状況で、朝礼・終礼時もマニュアルを見ていない時、また台本に無い言葉を話す時には罪悪感のようなものを感じていました。
スピーチの件でスタッフの清水さんに相談した際、スピーチを辞退することも勧められもしました。しかし、(根性論になってしまいますが)ここで‘逃げる‘選択をとれば、きっと後で必要以上に自分を責める原因になり、さらに強い疎外感を自身に植え付けてしまうだろう。そして一生自分を抑えて…―と、私はかなり暗い形の未来を想像してしまったため、「完全に塞ぎこんでしまう前に出来る限りの努力はしたい」とのことでスピーチをする決意をしました。
「戦いもせずに諦めるよりも何かを求めて傷つく方がいい」という言葉を胸に、最終的にはマニュアルを見ることなく週当番をやりとげ、手の込んだスピーチもやってやりました。
なんだかんだありましたが、人前で声を出す機会が持てて私は満足でした。これからもJOTという恵まれた環境の中でできる限り沢山心の声をあげ、経験を積み、自分の意思を健全な形で育んでいけるよう精進していきたいと思います。
お二人とも勇気が出る話を聞かせていただいてありがとうございます。
私も人前に立って話すことはとても苦手で、お二人の心情と勇気は察するに余りあります。
これからも一緒に頑張って人前に立って話すことに慣れていきましょう!
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