どうも、サーモンです。
JOTサポート神戸に入所したのが去年の3月下旬となります。
そこからの1年は、私にとって非常に意義のある濃い日々でした。
まず、このJOTサポート神戸には様々なプログラムがあります。
社会に生きる(復帰する)上で必要な教養・コミュニケーション力・ソーシャルスキル、社会常識などを学び身に付けられる、就労に向けたプログラム。
体力・健康づくり、心身ケアを目的とした体を動かすプログラム。
また、演技を通し心の回復を前提に、自己表現力や協調性を養いつつ人前に出る苦手意識を和らげ、自己理解にも繋がるプログラム。
様々な職の作業を通じて適正を見極められる作業訓練
…
他にも様々な有意義となるプログラムがありますが、その中でも最も重要に思えたのは
「主体性」を養うプログラムでした。
このプログラムは自習形式で自己理解や資格取得の勉強に、実習関連など各々が自分で計画を立てて取り組むものです。
自分の意志で何かを決定することは、現代社会において必要不可欠な能力です。
そして、取組内容に困ったり、目標を見失いそうな時こそサポート体制も充実しているので
報連相の意識も自然に身に付いていきます。
目的意識を持って課題に取り組む姿勢は社会に出た時に、大きな武器となります。
それを身に付ける(意識づける)には、このJOTサポート神戸の環境は最高だと思うプログラムでした。
プログラム全体を通して、非常に多くのことを経験、学習させて頂きました。
最初の頃に比べて自分自身が将来に対して前向きになったことや、生きづらさの要因を少しづつ取り除いていけたことなど、成長を実感することが出来ました。
次に
JOTサポート神戸に通う中で、もう一つありがたみを感じたのは、心の底から信用できる人、相談できる人に出会えたことです。
入所以前、過去の出来事から来る、歪んだ思考故に、どれだけつらい心境でも人が信用できず秘密主義に徹して、一人で抱え込む傾向が強かったのです。この時期はもう人と話すこと自体がストレスだったので、相談するという発想すらありませんでした。
それが今では本音を少しずつではありますが清水さんをはじめ、支援員や事務員の方々など打ち明けられる人が出来たことで、心の負担が軽くなったように思えます。
メンバー一人一人の個性を尊重し、時に厳しく、そして暖かく接してくれる。
ここまで充実したサポート体制を敷いて、力を尽くしてくれている。
そんな場所だからこそ、安心して通うことができる場所であったと、改めて実感しました。
感謝の気持ちで一杯です。
最後に
ある支援員の方が言っていた
「2年という期間は平等に与えられていますが、その2年をどう過ごすかが今後に大きく影響します。目的をしっかりと持って、一日一日を大切に過ごしてください」
という言葉は私の中でとても印象深かったです。
まだまだ発展途上な部分が多い私ですが、残りの9ヶ月ちょっと、悔いのないように過ごし、頑張っていきたいと思います。
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