昨日、第2回目のSSTを行いました。(JOTサポート神戸では月に1度、SST(ソーシャル・スキルス・トレーニング)を取り入れています)
第2回SSTの練習課題 : 「自分には興味のない話を聞くとき、どうする?」
メンバーの方が実生活でどのような対人問題に悩んでおられるかを事前アンケートした結果、 ●自分に興味のない話を聞くとき、あいづちがわざとらしくなってしまう ●自分に興味のない話を長々と聞くと心が疲弊する ●興味がないと相手に察知されないように無理して頑張って聞いた結果、本当に興味があると思われてしまい、話が更に長引いて困る・・・・といった回答が複数寄せられました。
人の話を「聞く」―――本当に難しいことですね。
コミュニケーションは「言語」を用いて伝えるものと、言語ではなく、表情や声、ジェスチャーなどの「非言語」を用いて伝えるものがあると言われます。そして、より多くの情報を相手に伝えるのは後者の「非言語」であることが知られています。 今回のSSTではその「非言語(ノン・バーバル)スキル」をうまく使って、「申し訳ないですが、私はその話にはあまり関心はありません」ということを、話し手の気持ちに配慮しながらうまく伝えられるように、という練習をしました。 「GOサイン」「ノーGOサイン」を適切に表しながら相手に伝える。お一人ずつロールプレイを通して練習しました。 練習したことが実生活のさまざまな対人場面で活かされるように、これからも継続的にSSTを実施していきます。
※SSTやコミュニケーション(対人)スキルなどに関心をお持ちの方は、体験参加も可能です。
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