メンバー1期生のKazuです。
前回の投稿からもう半月が過ぎ、日々寒くなるとともに冬の訪れを体感しております。
このブログを読んで下さっている皆さんも風邪などには気を付けて下さい。
さて、今回は「化学畑の私から語るアロマ、精油の魅力」
というテーマで書かせていただきます。
私は大学で化学、とりわけ有機化学を専攻しておりました。
化学とアロマセラピーは一見、関係が無さそうと思う方も多いと思いますが、実は非常に深い関わりがあるのです。
そんな精油の魅力をご紹介したいと思います。
精油は植物の持つ天然の香気成分を取り出し濃縮したものです。
ご存知だとは思いますが植物は根を張った場所から動くことが出来ません。そのため、植物は暑さ、寒さといった環境の変化、カビなどの病気や自分を食す害虫などから身を守る武器を持つ必要に迫られました。そうやって植物は精油と呼ばれる一連の化学物質を生み出しました。
そして、我々人間は植物が何百万年、何千万年と進化の過程で身に付けた生きる知恵を利用させてもらい、学んでいく「天然物化学」という分野に応用しています。
精油は単に良い香りがするだけのもの、というわけではありません。
その香りは私たちの心と身体に深く働きかけ、不調を正すきっかけをくれます。
こう書くと眉唾物に思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、現在の研究では検証可能な方法で再現性のあるストレス軽減をはじめとする効果が確かめられつつあります。
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが今回はここまでで終えさせていただきます。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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