こんにちは。メンバー1期生のたんぽぽです。
今回もまた、私の企業実習について書かせていただきます。
10月の中旬に、神戸市のある企業に9日間の企業実習に行ってまいりました。
実は、私は3年前にこちらの企業様に5日間のインターシップでお世話になりました。そのことが結果的にJOTサポート神戸と出会うきっかけとなったという経緯もありまして、私自身今回の実習には思い入れも深く、自分が3年前と比べてどのくらい成長したのか知りたいという気持ちも持って実習に臨みました。
実習では主にコーポレートサイト(企業ホームページ)の企画に取り組ませていただきました。もう少し詳しく説明しますと、今回お世話になった企業様のコーポレートサイトについて、現状の改善案を出すことと、企業として発信すべき事を整理して、新しいページの企画を出すということに取り組ませていただきました。
私自身今までこの事業所で問題解決型プログラムをはじめとした様々な企画に取り組ませていただきました。今回の実習ではその経験を活かす・発揮しようとある意味自負しながら望みましたが、なかなか当初自分が思い描いていたようには上手くいかず、はじめて知ることもたくさんあり、自分の企画を立てて進めていく能力はまだまだである、自分には驕りがあった、自分は天狗になっていたということ自覚させられました。
しかし、結果的に今回の実習を通して企画に関することよりも、仕事の目標やねらいをしっかりと設定して意識することと、仕事をひとつづつ積み上げて進めていくことといった、仕事に取り組むうえで基本的であるがとても大切なことを、実践を通して、丁寧なご指導を頂きながら、学ばせていただきました。また、私自身実習に取り組む中で、自分のコミュニケーションの姿勢について変化に気づきました。それは、以前の私は発達障害の特性と今までの人生経験もあって、人の話を理解することが苦手で、そのことに諦め体質がついていましたが、一度では理解できなかったり、腑に落ちないことがあっても、諦めずにわかるまで質問する、再度説明をしていただくなど、コミュニケーションに対して前向きさと粘り強さがついているということを実感できました。また、ご担当者様からも同様の評価をいただいたき、自分の変化に気付けたことはとても大きなことでした。
うまくいかないことや落ち込むことがあってもあきらめずに実習をやりきり、学びや成長を実感することができたのは、この事業所で職員や訓練生の皆様から手厚い支えをいただきながら様々な取組みをさせていただき、経験と自尊心を育むことができたからだと思い、改めて皆様の助けがあって今の自分があるのだと感じることができ、とてもよい実習となりました。
今後の就労に向けて、今回得た学びや成長の実感をより深められるように、今後の訓練や実習に取り組んでいきたいと思いました。
神戸市で新しい就労移行支援事業所を創っていく―――JOTサポート神戸です☆
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