みなさん、こんにちは。
スタッフ・豊田です。
突然ですが、読者のみなさんに質問です。
みなさんは職場でわからないことがあったときに、
誰かに聞くことはできますか。
特に気にすることなく聞くことができる方もいれば、
「業務の邪魔をするのが申し訳ない」
「初歩的なことかもしれないから聞いて怒られたらどうしよう」
……などといった心配によって聞くことが難しい方もいらっしゃると思います。
なぜ、このようなことを書いているかと申しますと、
ある日のメンバーさんの職場実習でのフィードバックの際に、
このようなお悩みを聞かせていただいたからです。
そして、その悩みを解決へと導くために、
先月は「援助要請スキル」を身に付けることをねらいとしたSSTを行いました。
今回の練習課題は、職場実習中の分からないことを、適切な言動を用いて、以下のいずれかの社員に聞きにいくというものでした。
・業務の指示を出した課長であり、談話スペースで打合せ中の社員Aさん
・気配り上手だが、非常に忙しそうな様子を見せる社員Bさん
・実習生から見て苦手意識を感じる相手だが、他の2名ほど忙しそうではない社員Cさん
社員のみなさんも、実にバリエーションに富んだ方々です。
そして、練習課題を確認した後は、ロールプレイです。
ロールプレイには、希望者が実習生役として参加するだけでなく、
社員の方の役も他のメンバーさんやスタッフが協力する形となり、
参加者が一体となって、よりよい練習ができる状況と雰囲気をつくりました。
こちらの2枚の写真は、ロールプレイの様子です。
実習生役のメンバーさんが頑張って熱心に取り組まれたこと以外に、
社員役のメンバーさんが独特の受け答えを見せていい味を出して
時折笑いが起こっていたのも、とても印象的でした。
最後に、今回のSSTを受講したメンバーさんの感想をご紹介します。
・それぞれの社員さんに質問する際の違いや難しさがあり、とても勉強になった。
・実際の職場で度々起こりうる内容が実用的でよかった。
・共同体感があってやりやすく楽しかった。社員役でもロールプレイに初参加できてよかった。
JOTサポート神戸のSSTは、メンバーさんのコミュニケーション上の悩み事や困り事に基づいて練習課題を設け、解決できるように働きかけていくプログラムです。
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