皆様ご無沙汰しております。しほしほです。
この度、私事ではございますが、事務職での採用が決まり卒業することとなりました。ここまで様々な面において支えて下さったスタッフの方々、メンバーの皆さん、クリニックの先生、両親などなど… たくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。
入所した頃の私は本当にどうしようもなく、一寸先は闇の様な状態でした。ですが、JOTはこの闇を照らし、道を示して下さる光のような存在でした。きっと、私はこの温もりをどことなく感じ、入所を決めたのだと今では考えています。
さて、卒業することが決まったのはよいのですが、それまでの道のりは光だけではなく、山あり谷ありと困難な道のりでもありました。私は就労経験が一切無く、強いて言うなら、学生時代の短期間のアルバイトとJOTでの実習で得た実務経験だけでした。そのため、「就労経験が無いから」という理由で面接という土俵に上がることすら叶わず、書類選考の時点でほとんどの会社は“お祈り”されてしまいました。また、書類選考が通り面接まで辿り着いた場合でも、やはり同じ理由で“お祈り”されることが続きました。
同じ理由で落とされ続け、「本当に就職できるのだろうか?」と疑心暗鬼になってしまうこともありました。また、着々と近づく利用期限に焦燥感に駆られたり不安が募りもしました。酷いときは大粒の涙を流したくなるほど悔しい気持ちで一杯一杯になり、スタッフさんに愚痴をこぼしたこともありました。
しかし、そんな状態の私をスタッフさんは一生懸命に励まして下さり、辛い話も親身になって聴いて下さりました。安心した反面、ご迷惑もおかけしたなと思います。大変申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。私がそのときできたことは、恩返しとして普段通りの元気な姿をお見せし、安心していただくことぐらいでした。ですが、これが功を奏したのかもしれません。これができたからこそ、体調面やメンタル面においても特に変わることなく就活に集中できたのではないかと思います。
冒頭でもお話ししましたが、JOTのメンバーの皆さん、スタッフの方々、クリニックの先生に両親…などなど、たくさんの方々に支えられてきたからこそ、今回の就職にたどり着けたのだと思います。
これは私個人の考えですが、いかなる辛いときでも支えて下さる人たちの存在や場所さえあれば、自分の軸が折れることはないと考えております。大学の就活で失敗したときの私は、何も支えが無い状態でした。辛くても心の拠り所となる場所がなく、ずっと独りぼっちな感覚でした。ですが、今は私のことを支え押し進めて下さる場所があります。時には一緒に悔しい思いをし、一緒に考え、一緒に笑ったあの場所があります。
今回の就活は、ゴールでもありスタートでもあります。様々な困難が待ち受けているでしょうが、今の私なら立ち向かえます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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