2023.05.18

JOTに入って変われたこと

どんぶり

 

はじめまして、2022年12月に入所いたしましたどんぶりと申します。

今回は私が入所するまでの経緯と、入所してからどうなったかを話させていただきます。

 

大学卒業後、新卒で入社した会社をたった1年で限界を感じて辞めてしまい、「きっと私自身に何か問題がある」と思い精神科に通いますが何も変わらず、それでも「働かなければ」という気持ちに突き動かされて転職やアルバイトを繰り返していくうちに疲弊しきってしまい、「私は社会生活を送るのに向いていない人間なんだ」とひきこもるようになりました。その後、双極性障害Ⅱ型とADHD、さらにうつ病と診断を受け、自分の生きづらさの答え合わせができました。

双極性障害とは、一般的には躁鬱病とも呼ばれている障害で、精神状態が安定しづらい障害です。私の場合は常にイライラと鬱が付きまとっていて、何をするにも気怠いという症状をもっています。ADHDは注意欠陥多動性障害の略で、うっかりミスや物忘れが多かったり、何かしようと思っても集中力が持続しづらいというのが主な症状です。

 

長い療養生活を経て快方に向かい、働けるかもしれないという気持ちを持つようになった私でしたが、前述の経歴もあり働くことに恐怖感が根付いてしまっていました。そんなときに就労移行支援事業所の存在を知り、神戸市内の事業所を探しているなかでJOTの存在を知りました。JOTに通おうと決めたきっかけは、初めは同法人のB型事業所(JOTワークラボ)の方を訪ねたのですが、私の様子を見たラボの方が「あなたはこっちの方がよいのでは」とその場でJOTまで案内してくださり、「利用者をちゃんと個人として見てくださっている」と感じ、ここなら安心して通えると思ったからです。

JOTに通い始めてからは生活が一変しました。昼夜逆転の生活は規則正しくなり、何かやることが毎日あることがとても楽しいということを思い出させてくれました。初めはすぐに疲れてしまって帰ろうとしたりサボろうとしたりしてしまいましたが、スタッフの方々がそのたびに真摯に向き合ってくださり、今では真っ当に通えています。人間は30代後半でも環境さえあれば、きっかけさえあれば変わることができると実感し、スタッフの方々には感謝してもしきれません。

 

これからについてですが、まずは資格を取ることを第一目標にしています。そこからどういった職種が自分に向いているかよく考えて、30代後半の元ひきこもりでも就職できるということを証明します!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

(30代・男性)

 

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