はじめまして。2023年9月に入所しました、Mと申します。私の記事を見に来てくださり、ありがとうございます。私がJOTに入所した経緯、現状についてお話したいと思います。

 

私は、高校生から始めたアルバイトでの失敗経験が頭から離れず、働くことに対して不安や恐怖といったネガティブな印象しか持てませんでした。大学4年生になり、早く就活を始めなければいけないという周囲と自分自身からのプレッシャーで常に焦っていました。それと同時に「このまま就職しても続かないだろうな」と悲観的な思いがよぎり、どうしたらよいのかと途方に暮れていました。

 

私が大学3年生だった頃、障害のある学生向けの就職説明会に参加し、そこで「JOTサポート神戸」の存在を知りました。当初から就労移行支援事業所に通おうと考えてはいましたが、はじめの一歩を踏みだす勇気がなかなか出ませんでした。

それから大学４年生の夏になり、ようやくJOTの見学・体験に伺いました。一人で伺ったのもありとても緊張していましたが、部屋の中へ入った瞬間にメンバーのみなさんが目を合わせて元気よく挨拶してくださり、不安が和らぎました。とても暖かい雰囲気で、「この事業所なら安心して通所できる」と感じたのを覚えています。

 

入所当初も依然として「とにかく早く就職しないと！」と常に焦燥感を抱いていました。ですが、メンバーさん一人ひとりが自身の課題と真摯に向き合う姿を間近で見させていただくうちに、私にはもっと準備が必要であることを自覚し、自分に自信が持てるようになるまで時間をかけるのも良いのではないか、と視野が広がりました。そして、以前に比べて心が軽くなりました。

 

私は、過去に不安障害、現在は抑うつと不安で診断名はその時々の状態によって変化すると診断されています。現在は、JOTでの主体性プログラムの時間を利用して、不安へのストレスへの対処を身につけること、認知のゆがみをやわらかくすることを目標に、自己理解と認知行動療法に取り組んでいます。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

 

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